クドカンこと宮藤官九郎が描くオリンピック群像大河ドラマに期待。

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こんばんわ。さるぼぼ母です。

秋の週末なのにもやもやとした霧雨のおかしな天気でしたね。寒くなる前の行楽を予定していた方には散々な日になってしまったかもしれませんね。私はスマホアプリ「頭痛〜る」の予報どおり、じくじくと頭が重苦しい頭痛に悩まされた1日になりました。

こういった日はテレビでものんびり見て過ごすのが一番、という方も多いのでしょうが、さるぼぼ家ではめっきりテレビを見る時間が減りました。そもそも見る時間帯にはろくな番組をやっていない、というのもありますが、とにかくテレビはつまらない。「オワコン」という言葉を最近目にする機会が多いですが、まさにテレビはオワコンに近づいているように思います(テレビ関係者の方、ごめんなさい)。

原因の筆頭はもちろん広告宣伝費の激減です。CMの質の低下ぶりからもわかりますが、圧倒的に企業の宣伝費がテレビに落ちなくなった(代わりにネット広告費はどんどん増えている、というのは以前にも書きました)のに比例して、低予算で作る番組の多いこと多いこと。出演者はいつもジャニーズと芸人と名前をまったく覚えられないうちに現れては消えていくアイドルたちばかり。林先生なんて毎日出てるんじゃないか、ってくらいよく見ます。林先生の知らないこと質問してそんなに面白いのか?(いや、まあ見ちゃうんですが、林先生、スミマセン)

だいたいピンポイントでニュースや錦織の試合とかは見てますが、連ドラとか意識的に見ないともう無理です。今ではオンデマンドで好きな番組見られますし、録画も自在でしょうから、リアルタイムでテレビ見ている人ってかなり減ってるんじゃないでしょうか。

◼︎1964年の東京オリンピックに至るまでの
スポーツ関係者の物語。

前置きがいつも長くてすみません。
数日前にクドカンこと宮藤官九郎さんが来年の大河ドラマの脚本を手掛ける、というニュースが入ってきました。NHKの発表によると翌年の東京オリンピック・パラリンピックを見据えたそのテーマは「オリンピック」だそうです。大河ドラマで時代劇をやらないのは「いのち」(1986年)以来の33年ぶりとのこと。しかもテーマは「オリンピック」でクドカンとなると、今まで大河ドラマ苦手、と言っていた我が家でも見ないわけにはいきません。

ドラマは、日本が初参加した1912年のストックホルム大会から、1964年の東京オリンピック開催の52年を、水泳の前畑秀子さんが日本人女性として初めて金メダルを獲得した1936年のベルリン大会、戦火の影響で実現しなかった日本での開催、戦後の競技再開、そして東京オリンピックに至るまでの選手や関係者の奮闘や苦労を歴史とともに描く、とされています。

◼︎「あまちゃん」で一世を風靡したクドカンが描くオリンピックとは?


宮藤官九郎さんは、朝ドラ「あまちゃん」で一躍時の人となりました。朝ドラも大河ドラマもあまり見ることのない我が家でも、既存の朝ドラの常識にとらわれず「アイドル」と「東日本大震災」をテーマにすることで、見事に今の日本を描き出したその脚本に魅了されました。

特にさるぼぼ父は「あまちゃん」の大ファンになってしまい、番組終了後も一年以上、その動画にずっと見入ってましたよ。ドラマなんて見ない人なんですけどね。あまちゃんだけは別。

というクドカンが大河、ですから、もう期待しないほうがおかしいですよね。しかし、もともと宮藤さんは舞台の人、あまちゃんも単に面白いというよりは、複雑な構造を持つ現代批評とも取れるドラマでしたので、「大河」「オリンピック」という題材にはちょっとした疑問符がありました。

◼︎戦争と政治に振り回された人を描く群像劇。

NHKの制作発表では「現代版ではあるが歴史や人々の奮闘ぶりを描くやっぱり大河ドラマ」的な表現で紹介をしていますが、当のクドカンは「戦争と政治と景気に振り回された人々の群像劇。歴史に〝動かされた〟人と町の変遷を一年かけてじっくり描く予定(NHKドラマより)」と語っています。

「戦争と政治と景気に振り回された」という表現は明らかに今の政治の行方を暗示していると思いませんか? 今年7月に発売されたみうらじゅんとの対談集『みうらじゅんと宮藤官九郎の世界全体会議』(集英社)対談の中で、クドカンは憲法改正について触れています。「子供を戦争に行かせたくない」「戦争ができる国にする、とか勘弁してほしい」などなど。

国を挙げてのオリンピック招致と盛り上がり。クドカンの描くオリンピックの物語が大げさですが1936年ナチス政権下のベルリンオリンピックの時にレニ・リフェンシュタールが描いたような国威を発揚させるプロパガンダドラマになるのか、あるいは「あまちゃん」の時のように今の現状を鋭く批判することになるのか、今からちょっとワクワクしているところです。

特にというか、安倍現政権よりの偏向?とも取れる報道ばかりが目に付くNHKで、クドカンの元「あまちゃん」チームがどんな風に「大河」と「オリンピック」を描いていくのか、それにも注視していきたいと思います。



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