こんばんは。さるぼぼ母です。
今週、ふとテレビを見てるとのん(能年玲奈)ちゃんがNHKの情報番組「あさイチ!」に出演してました。これって、すごーく久しぶりですよね?ほとんど彼女の姿を地上波で見ないので、正直驚きもありましたが、うれしくもありましたね。やっぱりNHKだからかな?
事務所とのトラブルで地上波から消えたのんちゃん
能年玲奈ちゃんといえば、「生ゴミ先生」こと演出家の滝沢充子さんと今年1月、「三毛andカリントウ」という名前の会社を設立したとのことで、所属事務所とトラブルになったと報道されました。「洗脳された」と言われていますが、一連のトラブルの中で、本名である「能年玲奈」という名前も使えず「のん」に改名したと言われています。本名が使えないって、ありなんですかね。
芸能界では所属事務所からの独立って相当なタブーらしく、大手事務所から独立しようとして芸能界からパージされて数年はテレビに復帰できない芸能人は数知れず、らしいのです。
「この世界の片隅に」の公開にも影響?
それにしても今年大ヒットとなったアニメ「君の名は。」を凌ぐと言われている「この世界の片隅に」についても、ほぼ民放では報道されない始末。「あまちゃん」で一躍国民的人気だった彼女の演技をこれからも見たいファンはたくさんいるのに、共演者の若手女優や俳優はバンバン出て有名になっているのに、彼女はその後ほとんど出ないのは本当に不自然(「重版出来!」の主演に指名されていたという話もありましたが、調整がつかなかったようですね)。事務所の影響力がいかに大きいかよくわかります。
「この世界の片隅に」は公開後、大絶賛の嵐にもかかわらず、当初は資金が集まらずクラウドファンディングで資金を調達したという苦労を経て世の中に出ていった作品です。はじめ63館でしか公開を予定されてなかったものの、動員数が増えて200館以上になっているようです。
まだ見てないけど、見に行かなきゃ。
事務所の影響を受けないのはNHKだけ?
話は「あさイチ!」に戻ります。のんちゃんは相変わらず天然で、緊張しているのか「今年中にやりたいことは?」との質問に対して「髪が重たくなってきたので、切りたい」などと答えてましたね。まあ、もともとおしゃべりが上手な女優さんではないから、質問されれば、おかしな間を経て、なんとかかんとか答えてる、感じの連続でしたね。それも味ですから。
しかし、ネットでさえ「やりたい放題」などとひどく書かれているものがありましたが、全然そんなことなかったと思う。映画のすずちゃんの声で「あちゃー」と言ったのも、はに丸君と2人で「バルス!」と叫んだのも、勝手にやったわけではなくてちゃんと請われていたわけで。
再来年のクドカン大河ドラマは、「あまちゃん」スタッフが担当するはずなので、のんちゃんこと能年玲奈の出演ももしかしてあるかも!?(もちろん単なる憶測です)。私としては、おおいに期待したいところです。
SMAPといい能年玲奈の件といい芸能事務所の権力は絶大。
のんちゃんの一件を見ながら、芸能界って本当に怖いなあ、と思います。芸能人は人ではなく、単なる商品なんですね。加えて、それに右へ倣えのテレビ局も本当に終わってます。正しい報道とか中立性とか、客観性とかまったく関係ないんですね。
本日、SMAPの紅白出場辞退が正式に発表されましたね。まあ、最後に5人を見てみたい気持ちはありますが、あのひどい謝罪会見のお葬式のような5人の様子を見ると、もういいよ、といいたいです。SMAPについては5人の不仲ばかりが取り沙汰されますが、そもそも事務所と飯島マネージャーとのトラブルが原因だったと言われていますよね。言うことを聞かない関係者やタレントに容赦しない、結果、国民的タレントであるSMAPが最後をあのような形で終わらせることになったという、なんとも哀しい結末です。
今後、のんちゃんもそうですし、SMAPのメンバーが事務所の呪縛から解き放たれて、自由に自分の活動を謳歌できることを祈ります。
(関係ありませんが、個人的にははに丸君の文春への取材がツボでした)
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