『おんな城主 直虎』 第4話「女子にこそあれ次郎法師」のあらすじと感想

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こんばんは。さるぼぼ母です。

NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』の第4話「女子(おなご)にこそあれ次郎法師」のあらすじと感想をご紹介したいと思います。
(ネタバレが含まれますのでご注意ください)

おとわの出家は本領安堵と引き換えだった。

あやうく今川の人質となるところ、蹴鞠大会で龍王丸(中川翼)に勝ったことで、無事井伊に戻れることになったおとわ(新井美羽)

城でくつろいでいると、井伊直平(前田吟)に人質になったはずの鶴丸(小林颯)がやってきた。直盛(杉本哲太)が直平に取りなしてくれたのだ。

出家することと引き換えに井伊に戻ることができた、とおとわがいうと「戻ってこられても出家したら亀とは夫婦になれぬことをまさか考えてはおらなかったのか?」と鶴丸。戸惑うおとわ。

井伊の屋敷。直平と新野左之助(苅谷俊介)南渓和尚(小林薫)、直盛が、本領安堵がおとわの出家と引き換えであることで揉めている。

「おとわが無事戻られただけでよしとせねば。おとわを寺に引き取りたいのだ」と南渓和尚。それを部屋の外で聞いている千賀(財前直見)

出家について話す直盛に「出家などしたくない」と駄々をこねるおとわ。

「覚悟の上ではなかったのか? おとわの出家は本領安堵と引き換えになっているのだ」と父。

「母はあなたを誇りに思う。己の身を呈し、井伊を守るとはなんと立派な心がけ」とおとわを褒めちぎる母。あながちまんざらでもない気分におとわはなっていた。

和泉の屋敷に帰宅した小野政直(吹越満)を待ち受けていた鶴丸は父に「伊の目の敵にされるようなことは止めてほしい」と懇願するが、それに対して小野政直は「父も困っているのじゃ。あらぬ疑いをかけられ、恨まれているのはどうしたものだろうか」とそしらぬ顔をする。

おとわの出家。次郎法師の誕生。

その後、井伊の屋敷でおとわの得度式(出家の儀式)が行われた。頭を丸めるために和尚に連れて行かれるおとわを見て泣き出す次女。おとわの姿に涙する直盛を見て、千賀は呆れ顔。
「すぐ裏に行くだけなのに」

しばらくして、頭を丸められた姿でおとわが現れる。皆の前で南渓和尚が言う。

「これより、そなたの名を『次郎法師』と呼ぶ。『次郎』とは井伊の家督を継ぐものの幼名だ。おなごにこそあれ次郎、次郎法師である」

「我が本物の次郎であったなら、亀はあのような目に合わずにすんだのではないか。とわは、立派な次郎法師になる」と誓うのであった。

寺への道を行くおとわ。門の前で傑山(市原隼人)昊天(小松和重)が待っているが、普段よりずっと無愛想な二人。

構わず、門の中に入ろうとすると、傑山に持ち上げられて、門の外に投げられる。寺への入門を請うて、許されなければお寺には入れない、というのだ。入ろうとするたび、何度も投げられて外に放り出されるおとわ。

やっと寺の中に入れてもらったおとわに南渓和尚はこういうのであった。
「お主は何をしにここに来たのだ?」と問う和尚。

おとわは「出家」というものがどういうものなのか、まったく理解していなかったのである。僧とは何か、問答を繰り返す和尚。

その夜、寝起きする部屋に案内されたおとわだったが、皆と同じ部屋に並んで寝ることに驚く。「皆と一緒なのか?」驚くおとわに昊天は言い放つ。

「次郎、私は兄弟子、言葉に気をつけよ」と。

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過酷な寺の修行におどろくおとわ。

寺の修行はおとわには想像もつかない過酷なものであった。一日なさされば、一日喰らわず。日常の全てを修行とみなす、とされた。

皆と同じように農具をもって耕そうとするが、その重さに耐えかねて転んでしまったり、僧侶たちが餓鬼に施すために自らの米を分ける施餓鬼に驚くおとわ。寺の修行とは想像を絶するものだったのである。

井伊の屋敷で花を生けている直盛だが、心ここにあらずといった様子。その夜、修行に耐えかねておとわが井伊の屋敷に戻ってきてしまう。

辛抱が足りないと怒る千賀に対して「あんなところで暮らすのは無理、死んでしまう」とおとわ。

「本領安堵と引き換えだから戻ってこられては困ります。この井伊を潰す気ですか?」という母の言葉に、おとわは怒って城を飛び出してしまう。

寺に戻ると傑山が門の外に立っていた。自分を待ってるのかと思いきや、寺から出ていくなら出て行くならいい、戻るところがあれば行けばよい、と冷たい態度の傑山。

寺で南渓和尚と昊天が話をしている。

「おとわはな、たった10やそこらで天守様の下知をひっくり返したんだ。形こそおなごであれ、あれは違う。おとわはただ者ではない。少なくとも蝶や花よと育てるべきではない、ということをな」

和尚は、なにかとてつもないものをおとわに感じたのだった。
その頃、寝床でおとわは泣きぬれていた。

父の敵として小野を狙う若者を利用しようとする井伊だったが。

その頃、太守からまた「小野に直密の領地を差し出せ」という主旨の下知が届いた。まだ火種は完全に消えたわけではなかったのである。

その下知にしたり顔の小野。他の家臣に「すべての原因は小野のせいではないのか、悔しくないのですか」と責められる直盛。その時、直平がやって来る。
直平は直盛の墓の前で父の敵を探しているという若者に会ったという。その若者は小野に殺された山伏の息子だったのだ。

直平は若者に小野が敵だと伝えることで、小野を殺してもらおう、と提案するのであった。しかし、北条に加担したことになることを心配した直盛は素直に賛成することができない。これ以上、小野のいいようにされるつもりなのか、と直盛を責める直平。

出家とは、托鉢とは何か。竜宮小僧になることで修行を理解するおとわ。

寺で修行のために労働をしようとするおとわだったが、お腹が空いて力が出ない。それを和尚に伝えたところ「それでは托鉢で貰えばいい」と伝える。

喜びいさんで托鉢に出ていくおとわ。
「作法も教えずに托鉢に出したのですか?」と驚く昊天だったが、にやにやと和尚は笑うだけであった。

施しを受けるものと施すものの両者が見返りを求めてはいけない托鉢というものがわからないおとわは、村へ行き「何かくれ」と言い回るが追い払われるばかりだった。

何ももらえず歩き回るおとわが見つけたのは人気のない農家だった。人が見てないことをいいことに蕪を盗んで土が付いたまま食べるおとわ。蕪を貪り食うおとわを鶴丸が見かけて声をかける。

「もう嫌じゃ、出家など嫌じゃ」と泣くおとわ。

「出家とは寺に住んで手習いをするようなものだと思っていた。こんなことなら、鶴と夫婦になっていたほうが良かった。亀も戻ってくるかどうかわからん」と泣くおとわに対し、なだめる鶴丸。

亀の竜宮小僧もできなくなった、と嘆くおとわに対し、僧になっても竜宮小僧はできるではないか、という鶴丸。その言葉にはっとして、鶴に礼を言うおとわ。それをそっと陰から見て、拳を握りしめる直盛だった。

おとわにもう迷いはなかった。和尚のところに行き「亀が帰ってくるまでに竜宮小僧のようになりたい」と告げるのだった。
「竜宮小僧になるには、竜宮小僧のように振る舞えばいい」と和尚。

再度、托鉢で訪れた村で、村人の居ない間に水汲みをするおとわ。いつの間にか水が汲まれていることに驚いた村人に「われは竜宮小僧だ」と名乗り出ると大笑いしてまんじゅうをくれたのであった。

小野を父の敵と狙う若者から助ける直盛の決断。

「小野にずっといいようにされるつもりか?」というご直平の言葉が頭について離れない直盛だったが、和尚の前に現れこう伝える。

「私も変わらねばならない」と。直盛は小野を狙う若者について思いを馳せていたのである。
その夜、夜道を歩く小野。そこに若者が現れ斬りかかるが取り押さえられる。

そこに直盛が現れ、若者に対し、和泉は何もしておらぬ、と言う。
刀を落とす若者。

「なにゆえこの卑劣な男をかばうのか?」という若者に対して「和泉は何もしていない」とかばう直盛。井伊の現状を侮蔑する言葉を吐き捨てて立ち去る若者。

「お門違いも甚だしいですな」立ち上がる小野に対して、「直密の所領の半分は諦めろ」と伝える直盛。太守様の下知が、と言いかける小野に対し、「あくまでも、というならもう容赦はせぬ」と刀を突きつける直盛だった。なぜ、直盛は小野を助けたのか。それは、鶴丸から父親を奪いたくなかったからなのである。

その後、おとわは亀之丞の竜宮小僧となるべく、寺での修行を続け、鶴丸はその才を磨いていった。

ある日、瀬名姫(丹羽せいら)よりおとわに文が届く。
「おとわの戦法を学んで、今川の妻の座は我のものになりました」と。
「こたびは文を賜りありがとう。妻になられた折には井伊のこともよろしく」と文を返すおとわであった。

ある日、村で美しい笛の音が聞こえる。亀之丞の姿を探すおとわ。しかし、亀とは似ても似つかぬ老人であった。亀之丞の生死すらわからぬまま、9年の月日が立ち、天文23年になった。
(第4話おわり。つづく)


さるぼぼ母の感想

おとわが出家してしまい、頭を丸めて次郎法師となってしまった回でした。寺の修行の様子がメインとなるため、若干単調なストーリー展開ではありましたが、寺の修行の厳しさを知らしめるという回でした。

個人的には兄弟子の小松和重さん演じる昊天のことが気になりました。ちょっと調べてみたら、大人計画の役者さんなんですね。小松和重さんは、1992年に劇団『サモ・アリナンズ』を結成し、座長をしていますが、大人計画にも参加している役者さんです。

今回の大河の配役がなかなか気になる私好みの方が多くて、演技を見ているだけで楽しいですね。千賀を演じている財前直見さんも好きな役者さんです。強い母を演じる財前さんもいいですね(実際強そうですが^^;)。

今回で子役の出番は終わり、いよいよ次からは主役は柴崎コウさんの登場です。楽しみな反面、子役達の演技は本当に魅せるものがあり(動物と子どもって本当に演技上手ですよね)、若干見られないのが寂しいです。

なかなかいい演技をありがとう、と言いたいです。





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