『A LIFE〜愛しき人〜』の第7回のあらすじと感想

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さるぼぼ母です。

キムタク主演のTBS日曜劇場ドラマ『A LIFE〜愛しき人〜』の第7回のあらすじと感想です。
*ネタバレが含まれますので、ご注意ください。

神経を傷つけてまで、生きて娘の側に居たい、と沖田に手術を依頼する深冬

沖田一光(木村拓哉)は病院の簡易ベッドで目が覚め、昨夜、壇上深冬(竹内結子)と交わした会話を思い出していた。

自分の命が助からないかもしれないと知って、沖田の元にやってきた深冬は「こわい」と泣き叫んだ。「必ずオペの方法を見つける」と約束して震える深冬を抱きしめた沖田だったが、いまだ打開策を見い出せないでいた。パソコンを見ると沖田がいたシアトル中央病院から、メールが届いていた。沖田がシアトルに症例について問い合わせたのだった。

もしかすると、と急いでメールを見る沖田だが、そこには「脳腫瘍の患者の件だが、効果的な治療方法はない」と書かれていた。また、空振りだった。柴田由紀(木村文乃)がいつものように沖田に差し入れのホットドッグを持ってきた。

壇上壮大(浅野忠信)は自宅の台所で鼻歌を歌いながら朝食を作っていた。味噌汁を作っていたのだ。「これからは俺が朝飯作るよ」という壮大に深冬は「話がある」といった。「病院で」と深冬。

深冬は沖田の病院の部屋を訪れ、話があるという。「私の腫瘍は何もしなければ4ヶ月か5ヶ月しか生きられない。しかもそれまでにいつ腫瘍が破裂するかわからない。神経を傷つけずに腫瘍を取りきるオペ方法はまだ見つかってない。でも、最初から神経をいくつか犠牲にするトランスシルビアン法なら腫瘍を取り切れるわよね?それなら生きられるわね?」と沖田に聞いた。
「その場合、動眼神経と錐体路は必ず傷つけることになる。その後の事は予測がつかない」と沖田。「でも生きられるわよね?」という深冬にその選択肢は自分にはない、という沖田。「決めるのは私よ。もっと腫瘍が大きくなれば、その分オペのリスクも上がる。私は生きてりなの側にいたいの」と言い残して部屋を出ていった。

医師たちの会議。オペに次々と立候補する井川颯太(松山ケンイチ)。「沖田先生に感化されて、井川先生も成長したね」と外科部長の羽村圭吾(及川光博)

壮大のところに事務長の真田孝行(小林隆)が弁護士の榊原実梨(菜々緒)の代わりの候補の書類を持ってきた。「申し訳ありませんが、もう必要ありません」と壮大。真田が驚いていると榊原が入ってきた。これからも榊原に弁護士をお願いするようになった、と壮大。
「父の件では感情的になってしまい申し訳ありませんでした」と謝罪する榊原。この病院にとって無くてはならない、代わりはいない、と壮大は言った。
昨夜、壮大は榊原を呼び出したのだ。「何かあったんですか?」と榊原。そこに深冬が入ってくる。榊原は席を外した。

深冬は壮大にオペの事を話す。壮大は沖田に深冬が言い出したオペの事について問いただす。「何て答えたんだ?」「何も」という沖田に対し、諦めるのか、沖田だったら深冬の脳幹部にある腫瘍を完治させられると信じたから沖田を引き止めた、と責める壮大。「諦めてない、諦めるわけない」と大声を上げる沖田。ドアの外で榊原がその会話を聞いていた。

壇上病院の全体の会議で深冬が小児外科の指導医の認定を取ったことが語られた。これを機にもう一度病院をあげて小児外科を盛り立てていきたい、と事務長。全員から深冬に祝福の拍手が贈られた。
「深冬が育児と仕事が両立できるようにバックアップしてやってくれ」と院長の壇上虎之介(柄本明)は壮大に耳打ちした。
壮大が指名され、桜坂中央病院との提携が正式に決まったことを話す。席を立つ虎之介。合併による大幅な収益アップが見込める、と話す壮大。

14歳の少女あかねが入院してくる。しかし腹痛のほかに気になる症状があった。

14歳の道山あかねが腹痛で入院してきた。検査の結果、先天性胆道拡張症という診断だった。根治術には沖田が担当する、しばらくオペを外してほしいという深冬に医師たちは驚く。深冬とあかねのオペについて話をしている最中に「まだ、あきらめてないから」と伝える沖田。
あかねちゃんは私の最後のオペになる、むずかしいオペだけどよろしく、と話す深冬だった。あかねに手術の詳細を説明する沖田。

銀行に桜坂中央病院との提携が正式に決まったことを話す壮大。榊原と羽村も同席していた。病院の今後の予定として、当初の予定通り小児外科を潰そうと考えている、と壮大。その言葉に「このタイミングで院長が許すとは思えない」と羽村。銀行側も羽村に同意するが、「いっそ、壇上記念病院を桜坂中央病院の傘下に入れてしまえばいい、そのために羽村先生に桜坂中央病院の外科部長と副院長を兼任して経営面にも関わってもらいたいと思ってる」と語る。

「君は壇上記念病院の名前を潰すつもりってこと?」と聞く羽村に「手に入らないなら、いっそ無くしてしまえばいい。それで君は引き受けてくれるのか?」と聞く壮大に「もちろん、君とは友達だからね」と答える羽村だった。羽村が出ていったあと、榊原は壮大に言った。
「病院だけでない、深冬先生のこともそう思ってるんですよね。私、副院長と深冬先生が話しているのを聞いたんです。ご病気だそうですね。気持ちが自分にないなら、いっそ死んでしまえばいい、と思ってるんですね。そこまで深冬先生のこと愛しているんですね」
愛してた、と答える壮大に「ほんとに過去形ですか?」と榊原。

あかねは右胸の乳頭から出血が見られたらしい。それを聞いた深冬が沖田に話すと、すぐにエコーの検査を、と沖田。

満天橋大学病院で院長で父親である井川勇(堀内正美)と井川は話をしていた。壇上記念病院が提携で評判を落とし、ゴタゴタしているのを知って、実家であるこの病院に戻ってこないか、という。沖田を指して勉強できるから、という井川に対し、お前はいずれここを継いでもらわなければいけない。現場を一生やる医者とは違う、経営者としての覚悟を持って4月から戻るか、現場で一生やっていくのかはっきり決めろ、という父だった。

あかねは乳癌の可能性があるという沖田だが、14歳の症例はないと乳腺科の医師小島に反対される。

あかねのエコーを見ながら報告する深冬。乳腺科の小島(財前直見)にも見てもらったが、おそらく良性の乳管内乳頭腫だろう。経過観察で良いだろうという医師たちに沖田は他の病気の可能性がないかどうか、もう少し調べるように提案する。乳癌の可能性を考えていたのだ。14歳で乳癌は症例がほとんどない。それはあり得ない、という医師たちに「絶対って言い切れますか?」と食い下がる沖田。
乳頭の分泌物を細胞診にかけて検査しようと提案する深冬。

小島はその仮説に14歳の乳癌なんて馬鹿げている、と猛反対する。異常所見が見当たらなかったので経過観察にしようという小島に、他の手段で検査すべき、と主張する沖田。本当に患者の事を考えるのであれば、無駄で苦痛のある検査は止めるべきだという小島に「診断確定するために必要な検査を無駄?」と沖田。症例はないという小島と理論上あり得るという沖田は言い合いになる。胆道拡張症の手術のみを進めるように言われる沖田。

沖田の部屋に来て深冬のオペの進展があったかを尋ねる井川。そこにオペナースの柴田由紀(木村文乃)が現れ、深冬の脳のオペをするために沖田がこの病院に残ったのか、と尋ねる。柴田の言葉に驚く二人だが、勘の良い柴田は気づいていたのだった。オペについて尋ねる柴田に深冬が採ろうとしている選択肢のことを話す。何か食べに行こうと出かける3人。

3人が向かった先は沖田の自宅の寿司屋だった。父親の沖田一心(田中泯)が寿司を握ってくれた。なんで医者になろうと思ったかと聞いた井川に対し、一心は医者になりたいといって医学部に入った時には驚いたと語る。沖田の手術はすごい、センスと才能がある、と褒める井川と柴田。
「そりゃあ、母ちゃんが死んだおかげだ」つぶやく一心の言葉を二人は聞き逃さなかった。

病院に戻って症例を探す沖田。そこにまたシアトル中央病院からメールが届いた。「僕には自分のモットーを贈ることしかできない。初心に帰れ」とそのメールには書いてあった。駆け出しの頃を思い出して、箱に詰められた手術記録を見返す沖田。

バーで呑む羽村と榊原。「副院長と決裂したと思ってました。結局尻尾を振ったんですね」という榊原の言葉に「ただ、尻尾を振ったわけではない。もう彼の考えにはついていけない。彼の手に入らないなら、いっそのこと無くしてしまえばいい、なんてさ」と答える羽村。
「私はその気持ち、わかるような気がします」と榊原。

自宅でまた台所に立つ壮大。自分が辞めても小児科の事をよろしく、という深冬に「もちろんだよ」と嘘をつく壮大だった。

「初心に戻れ」というシアトルの同僚の言葉に沖田が探し出した10歳の乳癌の症例。あかねは果たして乳癌だった。

朝早く深冬が向かった先は沖田のところだった。カリフォルニアで10歳の症例が見つかったのだ。小島にマンモグラフィと生検をやらせてくれ、と頼む沖田。検査を了承する小島。あかねに乳癌の可能性を話す深冬。

沖田はまた深冬のオペの事を考えていた。「初心に戻れ」という言葉を胸にカルテを調べなおす沖田。

生検の結果、乳腺分泌癌だということが判明した。根治の可能性は十分ある。胆道拡張症と乳癌のオペを同時にやりたいので小島の力を借りたいと頼む沖田。オペの準備が始まった。

壮大が自宅に帰ると深冬があかねのオペについての論文を書こうとしていた。間違った診断をされないためにこれだけはやっておきたい、子どもたちの未来に役立つことだから、と深冬。

小島が行う乳癌のオペの後、沖田が胆道拡張症のオペを行い、手術は成功した。手術後、小島は沖田に感謝の言葉を述べる。互いに感謝し合う二人。

ついに深冬のオペ方法を発見することができた沖田だったが。

沖田は手術後も深冬のオペについて調べていた。その時、何かが見えてきた。やっと、深冬のオペ方法を見つけた沖田。「ゼロじゃなかった」

手術室で糸を結ぶシミュレーションをしている深冬を見つけて沖田が入ってくる。「医者の家に生まれたから医者になるんだろうと思っていたけど、自分は思った以上に医者だった。もう、ここに来ることはない」と涙ぐむ深冬に「まだ最後じゃない、オペの方法を見つけたんだ」と沖田。驚く深冬。心臓のバイパス手術を応用して脳幹の血管をつなぐ。そうすれば、神経を傷つけずに腫瘍が取れる、大丈夫だ、という沖田の言葉に泣き出す深冬。「絶対にここに戻すから」という沖田の言葉に「ありがとう、絶対にここに戻る」と糸を結び合う二人だった。モニタ越しにそれを見つめる壮大。

壮大の部屋に沖田が入ってきた。「オペの方法を見つけた」
壮大はいきなり沖田を抱きしめ「やっぱりお前を信じて良かった」
すぐに準備に取り掛かる、と沖田。
壮大は自宅でリスクを押しても手術をすることを深冬に確認した。

病院での会議で深冬があかねの乳癌のケースを報告していた。それを聞いて喜ぶ虎之介。ところが榊原が発言した。病気を抱えた医者が患者を見ることは自己判断でしないように、という榊原の言葉に虎之介は怪訝な顔でそういう医者がいるのか、と聞く。「院長はまだご存知じゃないんですか。深冬先生のご病気」深冬が脳に腫瘍を抱えていると話す榊原。
「これは深冬先生の病気を承知で患者の治療を行わせていた、副院長の責任問題です」騒然となる医師たちだった。
(第7話おわり。つづく)

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さるぼぼ母の感想

やっと深冬のオペ方法を見つけることができた沖田でしたね。ここまで結構引っ張りましたね。壮大は沖田と深冬の関係を見越して、おかしな行動に走ろうとする。手に入らなければ、いっそ無くしてしまえばいい。

正直に言うと、この壮大には全然共感ができないんです。最初からよくわからない壮大のキャラクター設定と浅野忠信さんの演技なのですが、いまだにやっぱり。という感じ。

キムタクの演技もやっぱり変わらないし、竹内結子さんの演技もそうだし。面白いのは、うーん、やっぱり木村文乃さんとか菜々緒さんだったりするんですが、今回はおとなしかったですね。柄本さんもやっぱり見せ場が全然ありませんでした。

この脚本と言うか演出、やっぱりキムタクしか目立たせたくないんでしょうか。相変わらずキムタクはキムタクにしか見えないなあ。
全体的に重た〜いじとっとした雰囲気で進んでいくこのドラマ、見せ場はどこなんでしょうか。視聴率が今回下がってないことを祈ります。

反対に「嘘の戦争」は草なぎくんの演技がものすごい、と評判になっています。視聴率はまあそんなに上がってないようですが、今回の演技は今までで秀逸というコメントもちらほら。

彼の演技は前から注目していましたが、気迫が違うんでしょうね。元SMAPの中では一番俳優に向いている気がします(実は中居くんも演技はちょっといいかな、と思ったり思わなかったりww)。

「嘘の戦争」の視聴率ですが、10.9%と0.6ポイント前回からアップしているようですが、なかなか厳しいですね。やはり平日のドラマをリアルタイムで見る人が減っている証拠かもしれません。

「嘘の戦争」を無料で見るには、「U-NEXT」の無料登録がおすすめのようですが、それ以外には今のところ有料になっているようです。なんでだよー、フジテレビ!というところですが。

またまた長くなってしまったので、今日はこの辺で。
それでは、また。