「東京タラレバ娘」第8話のあらすじと感想(ネタバレあり)

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さるぼぼ母です。

日テレ水曜日夜10時から放映中の「東京タラレバ娘」。前回、町興しのPRビデオの仕事の打ち上げで、なんと早坂とキスをしてしまった倫子。それを目撃していたKEY。倫子は誰を選ぶのか?そしてタラレバ娘たちはどうなるのでしょう。

ここでは「東京タラレバ娘」第8話のあらすじと感想をご紹介します。

*このブログにはネタバレが含まれますので、まだご覧になっていない方はご注意ください。
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早坂との出来事をどのように受け止めたらよいかわからない倫子。

フリーの脚本家の鎌田倫子(吉高由里子)は男なし、仕事なし、崖っぷちの30歳。そんな倫子にも「モテ期」到来。理想的な彼氏であるバーテンダーの奥田(速水もこみち)が現れ、幸せなゴールインを夢見ていたのもつかの間、奥田との「噛み合わなさ」に自分を偽りきれなくなって別れてしまう。

倫子のそんな様子を心配したドラマ制作会社の早坂哲朗(鈴木亮平)は倫子に自分の故郷の南伊豆の町興しビデオの制作を依頼する。最初気乗りしなかったその仕事で、脚本への情熱を思い出す倫子。打ち上げの席で早坂といいムードになり、なんと倫子の方から早坂にキスしてしまう。それを偶然見かけたKEY(坂口健太郎)

次の日、倫子はさっそく親友の山川香(榮倉奈々)鳥居小雪(大島優子)に昨夜の報告をする。
「明日、酔ってない時に電話します」と言った早坂の言葉に告白?プロポーズ?と大興奮。しかし倫子は素直に喜ぶことはできない。酔った勢いというのもあるが、二人とも付き合っていた人と別れたばかりなのだ。

そこに早坂と同じ制作会社のディレクター竹内から深夜の連ドラの仕事が舞い込む。早坂と鉢合わせになるかも、とドキドキしながら打ち合わせに急ぐ倫子。

早坂には会えずに家に帰ったところ、「タラレバ」キャラたちが現れる。キャラたちが倫子の幸せを囃し立てた時、早坂から電話がある。

レストランで話をする二人。早坂の告白を期待する倫子だが、期待どおりの言葉をもらえない。食べ物の好みも会話も合うし、彼と一緒にいたら幸せになれそう、と想像を膨らませる倫子に「昨夜はすみません」と謝る早坂の言葉にショックを受ける。やはり今までどおりの関係でいたほうがいいんだ、と自分を納得させる倫子だった。

妊娠してしまったかもしれないと悩む香。涼の「責任取る」という言葉に淡い期待を抱く。

その頃、KEYは人気バンドBUNKEYSのボーカル鮫島涼(平岡祐太)のところで新曲を聴いていた。モデルの彼女のために作った曲と、香のために作った曲、と涼は無邪気に話す。それを聞いたKEYは涼にモデルの彼女と香のどちらが好きかと質問するが、どちらも好きだし選べない、と答える涼。

「呑んべえ」で小雪と話をする香。涼の事が憎めないから別れられないという香だったが、その時小雪の不倫相手の丸井良男(田中圭)がやってくる。慌てる小雪と香。前回、小雪の父・安男(金田明夫)に知られてしまったからである。
「もう店に来ないで。外で会おう」と小雪。その言葉にほっとする丸井。

腹痛が治らない香は生理が来てないことに気がつく。もしかすると妊娠しているかも、という心配を親友二人に話すと、小雪が妊娠検査薬を買ってくるが香はそれを使うことができない。涼が子供を欲しがっていたことを話す香。もし子供ができたら涼が自分を本命にしてくれるかも、いや、嫌な顔をするかもしれない、と怖がる香。

涼が高熱を出したという連絡に看病に駆けつける香。ふとしたはずみに妊娠したかも、というのがバレてしまう。「産んだら責任取るよ」という涼の言葉をどうとったら良いかわからない。妊娠検査薬を使う決心をした直後、生理が来て妊娠してなかったことが判明する。陽気に振る舞おうとするが、ほっとしているのかがっかりしているのか、わからなくなってしまう香。涙している香の姿を見かけるKEY。

香のその様子を見て、自分と早坂の事を考える倫子。
私たちには時間がないらしい。
「呑んべえ」に行くと、涼と飲むはずだったKEYがいた。涼が香をどう思ってるかKEYに尋ねる倫子。結婚したいと言いながら、涼と付き合う香を批判するKEY。分かっててやってるから止められない。年とともに始めるのも止めるのも簡単じゃない、という倫子。
「あんたら見てるとイライラする。一生やってろよ、タラレバ女」と言い捨てて店を出るKEY。

ネイルサロンで妊娠じゃなかったことを涼にどう伝えるか迷っている香の前に「タラレバ」キャラが現れる。未練タラタラで妊娠で男をつなぎとめようとしているなんて、都合の良い女のままズルズル続けていたらあっという間に30代は終わってしまう、ここで断ち切るチャンスを逃したら一生独身だ!と倫子にしたように香を脅すキャラたち。

自分たちにはもう時間がない。早坂と一歩踏み出すことを決意した倫子。涼と別れる香。

一人で飲む倫子の前にいつものようにキャラは現れない。KEYの言葉を思い出す倫子。早坂に電話をしようしたその時、早坂から電話がかかってくる。「お話したいことがあります」「僕も。今から会えますか?」と二人。

香は涼のマンションの1階にいた。KEYが「呑んべえ」のもつ焼きをお見舞いに持ってきたところに香から連絡が入る。妊娠していなかったことを告げる香。「良かった!」と喜ぶ涼の言葉に香は「子供欲しかったんだよね?作ろうよ」という。まだ父親になる自信ない、と言う涼に言葉を失う香。1階のロビーにいることを告げると上がってこいという。

涙を拭いて上に上がろうとする香をKEYは引き止めた。「今行ったら同じことの繰り返しだよ。それでもいいのか?」
「いいわけない、でも自分で止められない」という香にKEYは言った。
「じゃあいくな、このまま帰れ。振り返るな。行け」と。
泣きながら涼のマンションを後にする香。

「ぼくたちのペースでゆっくりやっていきましょう」という早坂の胸に倫子は飛び込んだ。「ゆっくりなんて嫌です。早く進みましょう。私たち、ゆっくりなんてしている時間なんてないですから」
やっと自分の居場所を見つけられた気がする、と倫子は思った。

昔思い描いた未来と今はだいぶ違っていたとしても、自分の幸せを決められるのは自分しかいない。もうタラレバ言って後悔するのは嫌だ。だから、私たちは振り返らない。
(第8話おわり。つづく)
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さるぼぼ母の感想

なんとこんどは早坂とその先に進むことを決意してしまった倫子。恋愛相手としては物足りなくとも、結婚が前提になると早坂さんのようなタイプは本当に良いんだろうなぁ、って、私の年齢になると思います。

これじゃ、倫子は落ち着くしかないじゃん、みたいな展開になってしまったんですが、まだまだ気になるKEYの存在。KEYの本当の気持ちはどこにいくのでしょうか?倫子とKEYはどうなるんだろう、というのが気になります。

それにしても「タラレバ女」たちが気になって仕方がないKEY。彼女たちのあり方を一番心配しているのはKEY一人だけ、というのも不思議な展開です。

30歳って以前だったら、もう落ち着いてもいいくらい、な年齢でしたが、最近感じるのは、10歳くらいずつ精神年齢が若くなっている気がします。30代は坂を転げ落ちるように早く過ぎる、というのは本当ですが、30になってはじめて大人になるような感じさえします。

そんな現代の結婚や恋愛観をこのドラマはよく表している気はします。

さて、次回倫子は本当に早坂さんと落ち着いてしまうのか?そしてKEYは何を思っているのか、気になる展開になってきました。

Perfumeが歌うこのドラマの主題歌「TOKYO GIRL」ですが、ずっと頭の中でリフレインしています。

さてさて、そろそろクライマックス?な展開になってきたこのドラマ、次回が楽しみです。

それでは今日はこの辺で。





「東京タラレバ娘」の中で、KEY(坂口健太郎)がつけていたサングラスのブランドをご紹介。

「東京タラレバ娘」の中で、KEY(坂口健太郎)がつけていたサングラスは、ベルギー伝統的なものづくりにルーツを持ち、品質を大事にしながら、時代に合ったアクセサリーをデザインする集団 「KOMONO」のものです。

「KOMONO」というブランド名は、日本語の『小物』からインスパイアされ、その言葉の持つ意味の奥深さや多様性のとおり、老若男女全ての人々に愛されるようにという意味がこめられています。デザインコンセプトは「レトロフューチャー」

そぎ落とされた「ミニマルなデザイン」のなかに、時代性を落とし込んだ「ユニークな素材使い」が特徴。数々のファッションデザイナーを輩出したアントワープらしい洗練さを兼ね備えたブランドです。