huluが大幅リニューアル。アプリケーションのインターフェイス改悪とデバイス接続混乱でユーザー大激怒
huluで5月17日にサービスの大幅な変更が行われました。
ドメイン名もhulu.jp からhappyon.jpに変わり、いきなりアプリケーションのインターフェイスが大きく変わり、ユーザーに大混乱が生じました。
アプリの不具合を訴えるユーザーも多く、サービスを解約するというユーザーも多数が現れました。
ネットではニュースになってましたね。ご覧になった方も多いのではないでしょうか。
アプリのアイコンは緑から黒になったくらいで、大きくは変わっているようには見えませんが、ドメイン名が変わるって実はサイト運営にとってはものすごい変更ですよね。
私の iPhone のアプリもいきなり使用が出来なくなり、新しいアプリのインストールを強要されましたが、新しいアプリもそれほど使い勝手が良いわけではなく、 App Store のレビュー は散々でしたね。
それまで使えた機能が突然使えなくなることに憤りを覚えるユーザーのレビューには星1つがずらりと並んでいました。
改悪リニューアルと言われておそらくこのタイミングで hulu からNetflixやAmazon プライムビデオで見れるVOD(動画配信サービス)に移行した人も多かったかもしれません。
とりあえず、解約しないで様子を見ることに。
我が家では、普段は iPhone で、テレビ画面にはApple TVをつないで視聴しています。
hulu歴はもう3年くらい、始めは「24(トゥエインティフォ−)」や「LOST」など定番ものを見まくったあと、人気番組の新シリーズ配信を心待ちにしている感じです。
昨年、80歳を超える両親の住む私の実家でも、 海外ドラマや映画好きの母がhulu を見られるようにApple TVではなく Amazon Fire TV をプレゼントして備え付けました。
複数デバイスをつなげた場合、うまく接続が出来ずに表示されないという不具合が報告されていたようですが、 私の実家の hulu にも不具合が生じたようです。
(一週間後に聞いてみたところ、不具合は解消されてつながるようになったということでした。良かった^_^)
私はといえば、とりあえず様子を見て解約するかどうかを決めようと思っていましたが、思ったほど目立った不具合が感じられなかったため とりあえず続行することにしました。
というのも、6月に入った段階でいくつかの人気作品の最新シリーズが配信されることもがわかっていたのです。
「クリミナル・マインド」のシーズン10が2017年6月1日よりhuluで配信開始。

そのひとつが「クリミナル・マインド」シーズン10の配信開始!
シーズン9を視聴してから、ずいぶん時間が経っていたので、ホント前の内容忘れちゃったくらいなんですが、大好きなドラマです。
「クリミナル・マインド」については、以前にこちらで書いたのですが、すでにアメリカでは昨年度にシーズン11が配信終了しています。
そのため、もっと早い時期での配信を待ち望んでいたのですが、そこがhuluなのか、契約なのかわかりませんが、ずいぶん時間が経ってしまいました。
なんと10年以上続いているというこのドラマ、ボスであるアーロン・ホッチナー(トーマス・ギブソン)率いるFBIの行動分析課(BAU)のメンバーたちが、異常犯罪者の心理分析・プロファイリングをしながら事件を解決していくという一話完結型の作品です。
今シーズンではブレイクに代わって、ジェニファー・ラブ・ヒューイットが新メンバーに。
今シーズンのエピソード1では、シーズン9の最終話でBAUを去ったアレックス・ブレイク(ジーン・トリプルホーン)の代わりに新キャラの捜査官が入所してきます。
潜入捜査官としての実績が認められ、BAUに新しく仲間入りを果たしたのはケイト・キャラハン。ケイトはシーズン10のエピソード3で、ペンタゴンに勤務していたケイトの姉と夫が911の同時多発テロで墜落した飛行機の犠牲になり、姪のメグを引き取って育てている、ということが明かされます。
ケイト・キャラハンを演じるジェニファー・ラブ・ヒューイットは、ゴースト ~天国からのささやき」や「クライアント・リスト」などへの出演で知られている女優さん。

女性的でも男性的でもなく、場数を踏んできた仕事一途の雰囲気を漂わせていますが、彼女がどのくらい今シーズン活躍していくのか注目していきたいと思います。
BAUお気に入りのメンバーの紹介、ギデオンのことなど。
実はシーズン12で見解の違いでプロデューサー兼脚本家のバージル・ウィリアムズを蹴ったとされて(本人否定しているようですが)解雇されて降板することになるというトーマス・ギブソン演じるアーロン・ホッチナーですが、相変わらず渋いです。
この人ほどイイ男なのにいつも眉にしわ寄せた渋面が板についた人も居ないと思います。ホッチの役どころがそうなのもあるでしょうが、普段はしかめっ面していないんですかね。

息子にハロウィンのプレゼントを用意するホッチが少しやわらかい表情をしたり、笑顔を見せたりするんですが、ホッチじゃないんだよな(笑)。
とにかく分析能力が鋭く、人の心理を的確に読むため、相手を安心させる術に長けてますね。シーズン1〜3に出ていたマンディ・パティンキン演じるジェイソン・ギデオンの存在感があまりにも大きくて、忘れられません。

マンディ・パティンキンはこのドラマで子供や女性が惨殺され続けるシーンがあまりにも多くて耐えられず、自ら降板したようなのですが、はじめて現れた時から主役級の存在感を持つこの俳優さんが降板した後をホッチがどの程度支えていくのだろうと思って観ていましたが、ホッチの寡黙で皆を静かに支える姿も共感を得るものが大きく、いつしかホッチのいない「クリミナル・マインド」はありえなくなっていました。
私はどうしてもジョー・マンテーニャ演じるデヴィッド・ロッシが好みではなく、BAU創設メンバーでギデオンの親友で、プロファイラーとしてはホッチたちの師であるという設定なのですが、今だにピンときていません。主役級というか、やっぱり脇にしか見えないんですよね。存在感や演技力の問題かな。ごめんなさい(汗)。

以前も書きましたが、マンディ・パティンキンはCIAが国際的なテロリストに立ち向かう心理スリラー「HOMELAND(ホームランド)」でCIA職員で主人公のクレア・デインズ演じるキャリー・マティソンの上司であり、師であるソールを演じています。
「クリミナル・マインド」のトラウマでTVシリーズへの出演をいったん中止していたマンディですが、かなり恰幅がよくて年も取ったようで、一瞬誰だかわからなかったのですが、その存在感はやはり健在でしたね。シーズン10でまたギデオンのエピソードがあるらしい、という記事をどこかで読みましたが、楽しみにしています。
モーガンとガルシアの不思議な関係は相変わらず健在。
私はシェマー・ムーアが演じるデレク・モーガンと、ペネロペ・ガルシア役のカーステン・ヴァングスネスの掛け合いが大好き。
とにかく太ってるし、美人ではないけど、猛烈に頭の良いハッカーで、陰惨な事件に向き合う気分を晴らすためにとにかく可愛らしいおしゃれをしまくるガルシアと男らしくてクールでカッコイイ黒人捜査官モーガンは性別を越えた友情を育んでいます。

傍から見ると、まるで恋人!のような甘い言葉を駆使して互いに思いやりを持つ二人の掛け合いは相変わらず健在でした。
エピソード1でガルシアがリードを殺そうとした殺人犯が死刑囚となって、収監されている刑務所になにか自分ができることがないか会いにいくのですが、この時もガルシアはずっとモーガンにコンタクトを取り続けます。
このエピソードで死刑囚が死刑になる瞬間にガルシアに向かって「ありがとう」というシーンでは感動してしまいました。シーズン10では、それぞれの捜査官が犯罪捜査の中で受けた自分たちの傷が浮き彫りになるらしく、PTSDをかかえたリードや、ガルシア、姉を911で失ったケイトの背景が浮き彫りになってくるようです。
モーガン演じるシェマー・ムーアさんはどうやらシーズン12で降板するらしい(円満らしいけど)というニュースをどこかで読みましたが、10年もやっていると別の事をやりたくなるんですよね。そりゃそうだ。

モーガンの役どころは、父親を目の前で殺された過去を持ち、更には(一応)モーガンの恩人でもあり、シリアルキラーである人物に虐待を受けていたこともあるという複雑だけど、それを乗り越えていく役どころ。過去の暗さを感じさせないモーガンが好きです。

いやいや、記者会見でもキス!仲良いんですね〜。
そして一番のお気に入りはやっぱりリード演じる マシュー・グレイ・ギュブラー
しつこいようですが、私が一番お気に入りなのはマシュー・グレイ・ギュブラー演じるDr.スペンサー・リード 。IQ187、数学・化学・工学の博士号を持つ天才。22歳でBAUに入り、並外れた映像記憶能力や知識を持ち、それを犯罪捜査に活かしています。

お世辞にも男らしいキャラではなく、幾度となく危険な目に遭い、家庭にも複雑な過去を持つリードは、惹かれ合うようになったメイヴ・ドノヴァンという女性を目の前で殺されてしまうのです。数々の犯罪に巻き込まれ、恋人を殺されてしまった彼が、PTSDを患うエピソードがこのシーズン10で明らかにされるに違いありません。
リード演じるマシュー・グレイ・ギュブラーですが、ニューヨーク大学のTisch School of the Artsでfilm directingを専攻していました。Tisch School of the Artsはマーティン・スコセッシなどを輩出した芸術学部です。
卒業後は短編映画の製作・監督をつとめる傍らでトミー・ヒルフィガー、シスレー、マーク・ジェイコブス、バーバリー、ルイ・ヴィトンなどのモデルとして活躍していたんですね。モデルが先かと思ったのですが、超細身の風貌が幸いして(?)のモデル業だったんですね。
さらに暇つぶしとして描いていた絵が好評で画家としても活躍しているそうです。
とにかく芸術的な才能に溢れた方なんですよね。
消えてしまいそうな儚げな風貌と台詞回しがとにかく好き。 マシュー・グレイ・ギュブラーの続投は伝えられてますので、ホッとしているところです。
「クリミナル・マインド」シーズン10はhuluで配信中
というわけで、全部観ないうちにうれしくて記事を書いてしまいましたが、
これを書いている今も、それまでのエピソードが思い出せない。
さらに私の特性なのでしょうか、これまで現れた女性捜査官たちの記憶が薄い。
美人で知的で、優秀な捜査官、なんですよね。みんな。
女優さんは美人てのだけじゃ、やっぱりむずかしいですね。
テレビドラマの女性キャラで私が好きなのはやっぱり一癖も二癖もあるキャラかなぁ。
ガルシアもそうですが、たとえば『NCIS ~ネイビー犯罪捜査班』のアビゲイル・シュート役を演じるポーリー・ペレットとかね。とにかく可愛い。ゴシックファッションを着こなし、エキセントリックでやさしい分析官を演じるポーリー・ペレットはアメリカでは「好きなテレビドラマ女優」のランキングでいつも上位だそう。

他でも『BONES(ボーンズ)骨は語る』の主役で、エミリー・デシャネルが演じるテンペランス・ブレナンとかね。

ブレナンはとにかく普通じゃなくて、天才だけど頭おかしい(笑)。あの舌足らずのような不思議な喋り方はネイティブにはどう聞こえるんでしょうかね。
とにかく、女優さんはきれいなだけじゃ全然だめ、な私です(当たり前か)。
さてさて、この後、さるぼぼ君が待ち焦がれていた「GRIM」もシーズン4が配信されることになりました。
というわけで、やっぱりまだhuluは解約できないです。
もう少し使い続けて、改悪が改善に変わるのを見守りたいと思っています。
huluの無料体験はこちら
から。
それでは、今日はこの辺で。