2017年6月4日放送!【男子ごはん】新企画!ご当地ごはんシリーズ 鹿児島のご当地ごはん 「鶏飯&つけ揚げ&がね」のレシピ

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さるぼぼ母です。
2017年6月4日放送!【男子ごはん】新企画のご当地ごはんシリーズ 全国47都道府県のご当地グルメやB級グルメを心平流にアレンジする新企画。

第一回目は、鹿児島のご当地ごはん「鶏飯&つけ揚げ&がね」のレシピです。

新企画!ご当地ごはんシリーズ
◉鶏飯
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材料(4人分)
◉どんこ(干ししいたけ) 5個(20g)
◉ぬるま湯 300cc

《どんこの調味料》
◉しょうゆ、みりん 各大さじ1
◉酒 大さじ1/2
◉砂糖 小さじ2

◉鶏むね肉 300g
◉水 3カップ
◉酒 大さじ1
◉長ねぎ(青い部分) 1本分
◉かつお節 25g

《だし汁》
◉しょうゆ、酒 各大さじ1
◉みりん 大さじ1、5
◉砂糖 小さじ1
◉塩 小さじ1

◉白いりごま、錦糸卵 各適量
◉きゅうり(千切り) 1/2本分
◉温かいごはん 4人分

作り方
  1. きゅうりは千切りに、錦糸卵は用意しておきます。
  2. どんこはぬるま湯300ccで戻して、軽く絞って軸を切り落として薄切りにします。戻し汁は出汁に加えるので取っておきます。今回のポイントはどんこ、鶏肉、かつお節の3種類の出汁を使うこと(SHINPEI'S POINT)
  3. 熱したフライパンに薄切りにしたどんこを入れて乾煎りします。水分がなくなったら合わせておいたどんこの調味料、しょうゆ、みりん、酒、砂糖を加え、汁気がなくなるまで炒め煮します。いったん乾煎りして汁気を取ることで調味料がしみやすくなります(SHINPEI'S POINT)
  4. 鶏むね肉は皮を取り、表面に火が入りやすいよう切り込みを数カ所に入れておきます。
  5. 別の鍋に水3カップ、酒大さじ1、長ねぎの青い部分を入れて沸騰させ、鶏むね肉を入れていったん蓋をします。
  6. 沸騰して30秒経ったら、火を止めてそのまま15分蒸らして置いておきます。こうすることで、固くなりがちな鶏むね肉がやわらかく仕上がります。
  7. 鍋から鶏肉は取り出して、細切りにしておきます。
  8. 鶏飯にかける出し汁を作ります。鶏肉を茹でた茹で汁にどんこの戻し汁を加えて火にかけます。沸騰してきたら、かつお節25gを加えてさらに1~2分沸騰させた後、火を止めます。
  9. 鍋の中でかつお節が底に沈んで、冷めてきたら出し汁をざるで濾します。濾した出し汁を再び鍋に入れて火にかけ、沸騰してきたらしょうゆ、酒、みりん、砂糖、塩を加えて味を整えます。
  10. 器にごはんをよそい、細切りにして味をつけたどんこ、細切りの鶏肉、千切りにしたきゅうり、錦糸卵を盛り付けて、いりごま(白)を振っておきます。
  11. 出し汁を添えて食卓へ。食べる時に出し汁をかけて出来上がり。


新企画!ご当地ごはんシリーズ
◉つけ揚げ(さつま揚げ)
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材料(2~3人分)
◉タラ(切り身)  300g
◉そでイカ 80g
◉にんじん 70g
◉れんこん 50g
◉玉ねぎ 40g

《すり身の調味料》
◉塩 小さじ1/2
◉砂糖 小さじ1
◉酒、しょうゆ、みりん 各大さじ1/2

◉片栗粉 大さじ1/2
◉水 大さじ1
◉揚げ油 適量

《たれ》
◉おろししょうが、しょうゆ 各適量

作り方
  1. 玉ねぎはみじん切りにし、にんじんは5㎜角に切る。れんこんは粗みじん切りにして水にさらしておきます。
  2. イカは1㎝角に切り、タラは骨と皮を取り除いて、ぶつ切りにします。
  3. ブレンダー(ミキサー)にタラ、よく混ぜたみりん、しょうゆ、酒、塩、砂糖、水溶き片栗粉を入れて滑らかになるまで撹拌する。さらにすり鉢で潰したほうが食感は良くなります。
  4. ブレンダーの中身をボウルに移して、みじん切りにした玉ねぎ、細かく切ったにんじん、水気をきったれんこん、小さく切ったイカを入れて均等になるまでよく混ぜる。具にイカを入れることで、より食感がよくなり美味しく仕上がります(SHINPEI'S POINT)。
  5. 揚げ油を160℃の中温に熱し、たねをスプーンでまとめながら油に入れて中火で揚げていきます。
  6. たまに返しながら揚げていきます。ふわっと上がってきて、周りがきつね色になったら油からあげます。
  7. 器に盛って、おろししょうがとしょうゆを混ぜたたれを添える。


新企画!ご当地ごはんシリーズ
◉がね
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材料(2~3人分)
◉さつまいも 250g

《がねの衣》
◉天ぷら粉 大さじ5
◉水 大さじ4
◉はちみつ 大さじ1
◉塩 小さじ1/2

◉揚げ油適量

作り方
  1. さつまいもは皮をむいて、5センチの長さに切ってから5ミリ角の棒状に切り、水にさらして水気を切っておきます。
  2. ボウルに天ぷら粉、水、はちみつ、塩を合わせます。はちみつを入れるのは、さつまいもに糖分があるため、衣に味付けをすることで甘さが浮かない。ねっとりした甘さを加えることで全体の一体感が出ます(SHINPEI'S POINT)。
  3. 衣に細切りにしたさつまいもを入れてからめる。
  4. 天ぷら鍋に揚げ油を180℃の高温に熱して、さつまいもを菜箸で食べやすい大きさにまとめながら入れ、5分ほど中火で揚げていきます。
  5. 火が通って全体が一塊になってきたら、ひっくり返します。全体がきつね色にカリッと揚がったら油から上げてできあがり。


◉TALK TIME

鹿児島では知られているけど、他県では知られてないご当地お菓子を紹介します。

スナックブレッド 137円

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鹿児島で30年愛されている塩気のある食パンとマーガリンを甘いカステラで包んだ菓子パン。ふわふわ食感で食パンとカステラの甘しょっぱい組み合わせが人気。残念ながら通販では見つかりませんでした。製造元はこちらのイケダパン

げたんは 350円


下駄の歯に似ていることからついた名前。黒糖蜜を染み込ませたしっとり甘いお菓子。江戸末期では贅沢品だったので、隠れて食べていたという。柔らかいかかりん糖のよう。

あくまき 540円



もち米をあくに20時間漬け込んでから炊いたもちもちのお菓子。400年ほど前からある。アクの殺菌効果で日持ちのよい食料とされていた。きなこをつけていただきます。まったく甘くない。