
さるぼぼ母です。
huluで配信中の「ウェントワース女子刑務所」シーズン3の第3の第3話「むき出しの刃」のあらすじをご紹介します。
※ネタバレになりますので、まだ見てない方はご注意ください。
シンディとティナに付け狙われるフランキーはドラッグを用意しようとするが金が足りずに身の危険を感じる。
麻薬常習者たちはフランキーがドラッグの密輸に失敗したことに対して腹を立てていた。特に大金をフランキーに渡したシンディとティナはフランキーを脅した。
「1時間でドラッグを用意しろ」とシンディとティナ。

フランキーはルーシーがドラッグを持ってると聞き、彼女に分けてもらうように頼むが、3倍の値段で買うか、体で払うかと迫られる。とにかくドラッグを手に入れないといけないフランキーはルーシーに高値でドラッグを譲ってもらうことにする。
必死で金をかき集めようとするフランキーだったが、大した金額は集まらなかった。やっとのことで見つけた金をルーシーに渡すフランキーだったが、金額が足りない、とドラッグを渡してもらうことができない。
シンディたちに付け狙われるフランキーをヴェラが見つけてシンディたちを部屋に戻すが、フランキーはヴェラに暴言を吐いた。
ヴェラはフランキーが暴言を吐いたことをファーガソンに訴え、フランキーの仮釈放はそれによって半年延びることになってしまう。
ブリジットの前で暴れてわざと独房に入るフランキー。隣の独房に入れられたジョディがファーガソンに痛めつけられているのを目撃する。
シンディたちに報復されると絶望感に襲われるフランキーをブリジットが呼び止めた。
「私と話してみない?カウンセリングを受けることで心象も良くなって仮釈放に有利になるわ」というブリジットの言葉を遮るフランキー。そこに現れたシンディたちを見て、通りかかったブーマーに部屋まで送ってもらうように頼むが、ブーマーは冷たかった。
図書室に行って暴れるフランキーは独房に入れられた。
独房に入れられたフランキーの隣の部屋にはジョディが居た。しかし、フランキーはジョディがファーガソンにどこかに連れ出され、痛めつけられているのを目撃する。
ブーマーは包帯で身の回りの事が何もできなくなっているのにいらついていた。リズに当たるブーマーをビーはたしなめ、リズにブーマーの世話をするように命令する。それを見ていたジェシカはそっとブーマーに近づくのだった。
シャワーを浴びようとするブーマーだったが、服も一人で脱ぐことができない。苛立って声を上げるブーマーにマキシンは手を貸そうとする。
「あんたみたいなオネエ野郎に触ってほしくない」とマキシンを拒否するブーマーだったが、マキシンのやさしい言葉に次第に彼女に体を委ねるのだった。
殺人課のミアーズはビーにはハリーを殺す動機があると疑う。
ビーは殺人課のミアーズに呼ばれて質問されていた。
「たくさんの家庭内暴力を見てきた。君のような妻が夫を殺すのを見てきた」とミアーズ。
自分は殺していない、というビーに、ハリー殺人未遂の前科がある、と指摘するミアーズ。
思い当たるのはヴィニー・ボルトの手下の自分に対する復讐だ、というビーに対し、組織は崩壊したのでビーの方が動機があるというミアーズ。
共有財産である自宅が売れたためにハリーの分の財産も手に入れるためだというのだ。
そしてミアーズは言った。
「君は犯人を知ってるはずだ。ウィル・ジャクソンだ。君らには因縁がある。ブレイデン殺害の時、彼も一緒にいた。現場にいたのは怪しい」
「冗談でしょ?動機がないわ」というビーに
「共謀してハリー殺害を計画したのでは?彼らにも因縁がある。調書にも書かれている。4ヶ月前、ウィルはハリーを斧で脅しているんだ」とミアーズは言った。
ブリジットはわざと独房に入ったフランキーに興味を持っていた。法律も学んで優秀なフランキーを助けたいと思ったのだった。フランキーに仮釈放する自分の姿を想像するよう言うブリジットにフランキーは言った。
「私が刑務所を出たあと、死体の山が残る。そして私はイカした女性と車で夕日に向かって立ち去るんだ」
「よくわかった。怒りと希望が混在しているのね」というブリジット。
「希望なんてないわ。どう転んでも八方塞がりの状態だ。生きてここを出られるとは思わない」とフランキー。
八方塞がりの状況を打破するためにルーシーと関係を持つフランキー。
フランキーは八方塞がりだった。シンディとティナたちは相変わらずフランキーに報復を企ている様子だった。ふと見るとルーシーがフランキーに合図した。シャワー室でフランキーは涙を流していた。
フランキーが調理室にいると、シンディとティナが仲間たちを連れてやってきた。抵抗するフランキーを羽交い締めにしてシンディは鉄アレイでフランキーを殴ろうとした。その時、ルーシーたちがやって来て、シンディたちを制圧した。
「この私に近づくな。分かったら返事をしろ」とシンディに包丁を向けるフランキー。
「分かった」とシンディ。
「本当はあんたがボスだろ?」とティナに尋ねるフランキー。
「金を持って早く出て行け」とフランキー。
ティナたちが調理室を後にすると、ルーシーは言った。
「楽しかったよ。次も頼むよ。年上の女もいいだろ?」
フランキーはルーシーと関係することと引き換えにシンディたちを制してもらったのだった。
リズに面会したソフィは母が自分を訪ねて来なかったことを責めた。ソフィに謝るリズはひどく自分の行いを後悔していた。ソフィに謝ろうと電話をしたリズが聞いたのはソフィが取り乱して泣いている声だった。それを聞いて呆然とするリズ。
ブリジットはヴェラに告発を撤回させ、ビーはフランキーを助けるためにシンディに金を渡していた。
ブリジットはヴェラを呼び止めてフランキーを告発するのを思いとどまるように説得した。
その話を受け流そうとするヴェラにブリジットは聞いた。
「告発はあなたの意志?」
「考えさせて」とヴェラ。
ビーはフランキーとすれ違いざまにシンディとティナに金を返したことを伝えた。
頼んでないというフランキーに揉め事を放ってはおけない、とビー。
「あなたを守ったのよ」というビーに対してフランキーは言った。
「それは笑える。すばらしい守護天使だ。娘や元夫は助けられなかったけどね。関わる人はみな死ぬ。守護天使どころか死神だ」というフランキーの頬をビーは叩いた。
フランキーの言葉にビーが部屋で泣いているとマキシンがやってきた。ビーを抱きしめるマキシン。
「なぜ泣いているのか自分でも分からない。ハリーを憎んでいた。死んでほしいと思っていたのに、彼を失ったら生きててほしかったと思う。何て弱いんだろう」
「当たり前よ。彼はデビーの父親だもの。あなたは私が出会った中で一番強い女性だわ」とマキシン。
「私の両手は大量の血にまみれているわ」とビーは言った。
フランキーが自分の腕に渦巻きの入れ墨をし、図書室にいると、ブリジットとヴェラがやって来た。
「ベネットさんはあなたへの訴えを取り下げてくれたのよ。条件があるわ。明日からのセラピーを受けること。そしてベネットさんに謝罪すること」とブリジット。
フランキーはヴェラに謝罪をした。
「次はないわよ」とヴェラは言ってその場をを去った。
「ありがとう。ギジット」とフランキー。
「ブリジットよ」
「ギジットがいい」とフランキーはにっこりと笑った。

ビーはウィルが警察にDNA検査をされているのを目撃する。
ウィルを捕まえて「なぜDNAを?」と聞くビー。
「俺に近づくな。余計に疑われるだろう」とウィル。
「現場にDNAが残っていたの?私は知る権利があるわ」とビー。
「俺は殺してない。でも家に言った。君に不利な証言するなとハリーが死んだ夜に頼みに行った。これで満足か?」とウィルは言った。
さるぼぼ母の感想。
ビーがジョディをはめ、麻薬の密輸を阻止したことによって、フランキーに身の危険が迫ります。ドラッグも金も用意することができないフランキーはついにルーシーに身を委ねることになってしまうのです。女性が好きであっても、あの容貌のルーシーを「ブタ」と呼ぶフランキーにとっては屈辱的な出来事でした。
しかし、フランキーにはブリジットという新しい出会いがありました。ブリジットはフランキーの能力を買い、彼女を助けようとします。ビーにも近づこうとしますが、ビーは心を閉ざします。それよりもミアーズに呼ばれ、尋問されたウィルが気になっていたのです。
ハリーが殺され、フランキーに罵倒されたビーは自分の手が血に染まっていることに気づきます。心が折れそうになるビーを支えているのはマキシンでした。やさしいマキシンにブーマーも心を開き始めます。
私は子供の頃に父親の仕事の都合でフィリピンに住んでいたことがあるのですが、シンディのタガログ語が懐かしく、かつ、ドラッグに溺れるフィリピン人というのがちょっとピンと来なかったですね。オーストラリアの女囚たちはゴツく、凄みがある一方で、フィリピーナは華奢で小柄ですからね。
それにしてもハリーが殺された一件もおそらくファーガソンの謀略に間違いありません。ウィルへの復讐のために関係のない人間も殺してしまうファーガソンに底知れぬ恐ろしさを感じるのでした。
「ウェントワース女子刑務所」はhuluでただいま配信中
「ウェントワース女子刑務所」が見られるのはhuluだけです。現在、シーズン1〜4までを配信中。
お試し無料期間は2週間で、いつでも解約できます。月額980円で見放題なのでおすすめですよ。
