「ウェントワース女子刑務所」シーズン3の第6話「証拠」のあらすじと感想

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さるぼぼ母です。

huluで配信中の「ウェントワース女子刑務所」シーズン3の第6話「証拠」のあらすじをご紹介します。

※詳細なネタバレになりますので、まだ見てない方はご注意ください。

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ビーはジョディにファーガソンの拷問を告発することを提案する。


ファーガソンに監禁され、拷問されたことをジョディに聞いたビーは、ジョディとともに所長と監察官にファーガソンの拷問を告発します。

「あなたに生きる価値はない。誰も気にかけない。いなくてもいい。ビーを刺せば楽になれるわ。あなたはあなたは役立たずで無意味な存在」

そう囁いて彼女を洗脳し「ビーを刺しなさい。そうすれば許してあげる」

ジョディが独房にいる間、ファーガソンは毎晩やって来て、そう囁き、泣いて懇願してもやめなかった、とジョディ。

「彼女は怪物よ」

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ファーガソンはその場に現れて何が行われているかを尋ねると、所長はジョディがファーガソンを告発したこと。聴聞会が開かれると告げます。ビーが補佐としてジョディに付き添っていることを聞いたファーガソンは憮然としてその場を去ります。

ナッシュはお腹が大きくなったドリーンに面会に現れます。二人は生まれてくる子供の事を想像して幸せに語り合います。ナッシュはドリーンが戻ってくる家を改修していました。ドリーンが仮釈放されるまでまだ12ヶ月はあり、そのことでドリーンは暗くなりますが、ナッシュはそんなドリーンを励まします。

リズが密告者だと聞いて母を拒否するソフィー。告発を阻止しようと暗躍するファーガソン。


女囚たちは音楽に合わせて踊り狂ってました。その中にはリズの娘、ソフィーもいました。ソフィーが他の女囚たちに体を触られているのを、リズは苦しそうに見つめていました。ソフィーは完全にフランキーに支配されていました。

部屋に戻ったジョディをビーは励まします。
「偉かったわ」
しかし、ジョディはあの看守長を告発することなんてできない、と弱気になりますが、ビーは自分がサポートするから心配ない、と言います。

所長はファーガソンに告発の事について話していました。告発は誰かの入れ知恵だとファーガソンが言うと、理事会への聴聞会は儀礼的なもので、理事長にも問題ないと説得したとファーガソンに調子を合わせる所長。
「私は全力を尽くしている。後で対策を考えよう」という所長に、簡単に悪い噂は消えないわ、とファーガソンは言います。

ビーとジョディ、そしてマキシンが食堂で談笑しているのをモニターからファーガソンは見ていました。手に持ったボールペンを神経質にカチカチ鳴らすファーガソン。

リズはソフィーに近づき、あなたが心配だと言いますが、うるさい、とリズを避けようとするソフィー。それでもリズが続けるとソフィーは言います。

「あなたは母親じゃない。ただの密告者。そしてお酒のせいで自分の人生をダメにした」

ソフィーはその場を去り、残されたリズをジェシカは慰めます。ドリーンの子供を可愛がればいい、というジェシカの言葉を遮って、リズはその場を後にします。

ヴェラは体の不調に怯え、薬をのんでいました。そこにフレッチャーが現れ、ヴェラに話を聞いてもらったことに礼を言います。


ファーガソンはフランキーを呼び出し、ジョディについての情報を聞き出そうとしますが、フランキーは話そうとしません。ファーガソンはフランキーの仮釈放への推薦状をちらつかせ、ビーとジョディを引き離し、告発は無駄だとジョディに伝えるように脅迫します。

ウィルの自宅より血の着いた斧が見つかり、ローズは警察に通報してしまう。


ウィルは恋人の看護師のローズと自宅で食事を取ろうとしていました。ローズが薪を裏に取りにいこうとすると、薪の傍に血の着いた斧があるのに気が付きます。ローズが警察に通報しないと、というとウィルは拒絶します。
「誰かが俺に殺人の罪を着せようとしているんだ」
警察に通報すべきよ、というローズに、自分がハリーのところに行った時にこの斧で車を叩いたからだ、とウィル。警察に任せましょう、というローズの言葉を遮って、ローズを家に帰したウィルはその斧を処分しようとするのです。

ローズは泣きながら警察に通報し、ウィルの自宅に訪れた殺人課のミアーズは家宅捜索しますが斧は見つかりませんでした。

ファーガソンはビーを呼び出し、自分に協力するはずではなかったのか、と問い詰めます。ファーガソンはジョディの告発をただの戯言だと言い、これに失敗したらまずい立場になるだろう、と脅します。ファーガソンの脅しに一歩も引かないビーの態度にファーガソンは悔しさをにじませます。ビーの映像を見つめるファーガソンの表情には狂気が滲んでいました。

ウィルは刑務所内で作業するローズに話しかけますが、彼女は返答もしようとしません。

食堂でソフィーを見つめるリズ。

ウィルはビーを呼び出し、カズがハリーを殺して斧を自分の庭に隠し、自分に罪を着せようとした、と告げます。なぜ?と聞くビーに、面会の後カズの家を訪ねて言い合いになり、正体がバレたのを恐れて自分をハメようとした、とウィルは言います。警察が訪ねてきたが、凶器を壊したと言うウイルをビーは危ぶみます。

ビーはジョディにファーガソンの拷問を告発することを提案する。


フランキーは精神科医のブリジット(ギジット)にカウンセリングを受けていました。微妙に質問をかわしたフランキーはブリジットにファーガソンのDSM(精神障害の診断基準)について聞き出そうとします。フランキーはファーガソンが精神異常者だとほのめかすのです。

「DSMを知ってる囚人がいるなんて」と驚くブリジット。

フランキーは話をそらしながら巧妙にブリジットを誘惑しようとします。ブリジットの気持ちも自分に向いてると自信満々に言うフランキー。

ブーマーが密造した酒が盗まれます。ソフィーに無視され、やけになって自室に戻ったリズはベッドの枕の下に盗まれたはずのブーマーの酒があるのを発見し、またもや酒に手を出してしまうのです。

ソフィーに声をかけたビーは自分も入所したての時は不安だったが、リズが助けてくれた、と話します。母は密告者なんでしょ?と尋ねるソフィーに、リズが過酷な刑務所の中で皆を守るためにそれをやったと伝えます。自分の娘デビーは命を落としたが、リズは違う。チャンスをあげて欲しい、というのです。リズはすばらしい人よ。優しくしてあげて。と話すのです。

しかし、その頃、リズは部屋で酒を飲み続けていました。

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念入りにジョディに聴聞会の練習をするビーとマキシン、フランキーだが、何者かにビーが誘拐される。


ビーとマキシン、フランキーはジョディに、告発する聴聞会のリハーサルをしていました。
マキシンが聴聞会側になってジョディに質問を繰り返します。

「虐待を受けた?これは重大な告発ですよ」
「はい。でも私のような虐待の被害者をこれ以上増やしたくない。
「看守長への中傷では?」
「これは囚人の権利の問題です」
「話が真実という根拠は?あなたには詐欺の前科がある」
言いよどむジョディにフランキーはゲキを飛ばします。
「被害者は私で最後にしたい。だから告発を」

それを聞いて皆は上出来と彼女を褒めた。ジョディを励ますビー。
ビーがその場を抜けて、作業をするその先に監視カメラがありました。それを見つめるビーの口を黒い手袋をした手が覆います。ビーは気を失い、引きずられていきます。

聴聞会の時間が近づいてきました。ジョディはフランキーに落ち着いたら関係をやり直せないかと切り出しますが、それを断ってフランキーは言います。
「今日の告発は、看守長を倒す絶好の機会だ。ヤツを失脚させよう」

ヴェラがジョディを聴聞会に呼びに来ました。

ジョディは聴聞会にビーが現れないことで不安になり、告発を取り消してしまう。


ビーから話を聞いてリズの部屋を訪れたソフィーはリズが泥酔しているのに気がついて逃げ出します。フランキーに絡むリズはドリーンを突き飛ばし、ドリーンはお腹を押さえてうずくまります。リズとフランキーがもみ合っているところにブリジットが現れ、フランキーを見損なったと誤解します。

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聴聞会の場。補佐役で同席するはずのビーが現れません。ヴェラにビーを探させると言いながら、ファーガソンは聴聞会を仕切ります。
ジョディは懸命にファーガソンが自分にした行為について説明しようとします。
「彼女は私を別の場所につれていき、薬物を投与され、暴力を加え、言葉を言わされることもありました」
「どんな言葉を?」と委員会。
「あなたは役立たずで、無意味で、無価値な存在。いなくても構わない。それを何度も...」ジョディは次第に不安定になり、ビーを探して叫びます。

ウィルはローズに説明しようとしますが、職場以外ではもう付き合わない、と拒絶されます。

その後、聴聞会ではブリジットが呼ばれ、ジョディに施した治療について説明します。ジョディが自傷癖があり、それを治すために認知行動療法や過去の分析、将来の目標設定などを施し、成果は出ている。しかし、ジョディは精神的負荷がかかると不安定になる、とブリジット。

その時、ヴェラがビーが来られる状態でないと告げる。それを聞いて、自傷行為を止められなくなるジョディ。

「ごめんなさい。本当にごめんなさい」とファーガソンに向かって繰り返すジョディ。

ヴェラはファーガソンが自分の肝炎感染の原因を作ったことを知り、ビーは薬物投与されてベッドに拘束されていた。


結果、告訴は取り下げられることになりました。当然の結果だという態度で部屋を後にするファーガソン。残された所長にヴェラは話しかけます。
「囚人が暴動を起こした時に、看守長は囚人の要求を拒みましたか?」
「ああ。そうだ」と所長。
「私に危険が迫っていたのに、断固拒否したと?」
「大丈夫か?」と所長が言うと「ショックです」と言い残してヴェラは去った。

刑務所の駐車場で白いヴァンが停まっていた。その前でキーを落とした男にフレッチャーは声をかけた。フレッチャーを引いた男の方は、ぎょっとした表情で彼を見たが、フレッチャーの記憶は蘇っては来ませんでした。

ビーは薬物を投与され、別途に拘束されていました。もがき苦しむビーは微塵も動くことができませんでした。

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さるぼぼ母の感想


だいぶ間が空いてしまいましたね。huluでシーズン5が2月13日より配信されるせいでしょうか、このブログに「ウェントワース女子刑務所」で検索して来てくれる人も多くなったようです。この機会に停止していたあらすじを再会しますね。

ジョディがファーガソンを告発するのをビーやマキシン、フランキーも応援しようとします。ファーガソンをなんとしても倒さなければという思いをよそに、ファーガソンはその狂気をつのらせていきます。次第にその表情も何とも言えぬ不気味さを表現し始めます。

それにしても、パメラ・レイベさんの本当にうまいこと。見る度に感心してしまいます。無表情であれだけの狂気や中に秘めた感情を感じさせるのってそうそう、できることではない。いや、絶対にこのドラマはパメラ・ラーベさんの演技がないと成立しませんね。

そして久しぶりなので、フランキーの笑顔とブリジットのラブシーンのtwitterをペタリ。

なんとも幸せそうなフランキーは、もちろんみんなだいすきです。

さて、ビーが薬物投与され、聴聞会も力づくで欠席させられ、告発は取り消しになってしまうという恐ろしい結果になった今回。ビーはどんな反撃に出るのでしょうか。ビーとファーガソンとの緊張状態が高まっていきます。

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「ウェントワース女子刑務所」はシーズン5がhuluで2月13日から配信される予定です。

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