「ウェントワース女子刑務所」シーズン3の第10話「審判の日」のあらすじと感想

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huluで配信中の「ウェントワース女子刑務所」シーズン3の第10話「審判の日」のあらすじと感想をご紹介します。

※ネタバレになりますので、まだ見てない方はご注意ください。

ビーはファーガソンに立ち向かう決心をし、フランキーの審理が故意に早められる。


フランキーはメグ・ジャクソンが死んだ廊下を掃除していました。メグの死体の幻覚を見るフランキー。それを眺めていたファーガソンはフランキーを看守長室に呼びます。

ファーガソンはフランキーに仮釈放の審理が明日の朝に早まったことを伝えます。自分もあなたに有利な証言をするから、と言うファーガソン。しかし、ヴェラには、フランキーが仮釈放の審理で許可されないことをほのめかすのでした。

ビーは髪を赤く染め、刈り上げます。それは、ファーガソンとの戦いの決意の証明でもありました。ビーはフレッチャーに自分たちに協力するように懇願しますが、フレッチャーは拒絶するのでした。

戦士ビー_Fotor.png

ヴェラは塀の外のカフェにブリジットを呼び出します。

「あなたに謝らなければいけないわ」とヴェラ。

ヴェラはジョディの独房に鉛筆を置いたのはファーガソンだと思う、とブリジットに語ります。

「確信があるの?」と尋ねるブリジットに対し、
いいえ、と答えるヴェラは、ジョディのカルテを読んだと伝えます。

「なぜジョディを傷つけようとするの?」と聞くヴェラ。

「ジョディはただの駒だと思うわ。精神病質者はターゲットを直接攻撃しない」とブリジット。

ヴェラは自分がもし証拠を見つけたら、一緒に告発するか?とブリジットに尋ねます。

「もちろん。でもフランキーの仮釈放後にして」とブリジット。

それを聞いたヴェラは、フランキーの仮釈放のための審理が明日10時に早まったことを伝えます。

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シンディが麻薬中毒の犠牲となり、キムはヘロインをフランキーの部屋に隠す。


審理までの準備ができてないフランキーは慌てます。部屋にフランキーを待ち構えていたソフィを追い出し、フレッチャーに食堂係のシフトの変更を頼みます。何かあったら責任取れよ、というフレッチャーの言葉をよそに、キムが麻薬を密輸しているのを目撃したフランキーは、彼女の振られて自暴自棄になったキムをたしなめるのでした。

シャワー室に行ったキムは、ドラッグで中毒死しているシンディを発見します。ファーガソンは怒り、刑務所内の麻薬捜査がはじまります。

ところが、ファーガソンは台所で食パンに仕込まれた形跡を発見し、警備についていたフレッチャーを無能だと罵倒し、麻薬を見つけることができなければ、精神病院に送り返すと脅します。ファーガソンは食事担当の部屋を、まずはフランキーの部屋から捜査するように命令するのです。

部屋に戻ったフランキーは自分の部屋からキムが走り去るのを目撃します。

「嫌な予感がする」

その予感は的中し、キムがフランキーの部屋に隠したヘロインが見つかります。フレッチャーがやってくる直前でヘロインをトイレに流します。

フレッチャーはフランキーがなにかをズボンに隠したのを目撃した、と嘘の証言をするのです。


ファーガソンに脅されたドリーンは息子ジョシュアを妹に預けることを思いつく。


ファーガソンはフランキーを独房に入れ、体腔検査を受けなければ24時間監視をつけると脅します。審理の準備ができないどころか、間に合わないと脅します。

「あなたはもっと賢いかと思っていたわ。肝心なときに自滅するのね」とファーガソン。

ドリーンは麻薬中毒が所内には蔓延していることをビーに抗議します。二人が中庭で話をしているのを見て、ファーガソンはドリーンを看守長室に呼びます。

ビーはマキシンと一緒にフランキーにヤクを仕込んだキムを懲らしめるのでした。

看守長室にドリーンを呼び出したファーガソンは、ドリーンにお茶とお菓子を勧め、ナッシュが麻薬で起訴され、あと7年は刑務所から出られないと言います。彼の無実を信じるというドリーンにファーガソンはジアナの話を始めます。

ファーガソンのティータイム_Fotor.png

「ジアナのことは覚えている?彼女は何度も選択を間違えたの。付き合う仲間や居場所をね。私はあの母子を救えなかった。あんな悲劇は二度とごめんよ」

「私も間違えません。ナッシュもそうです」とドリーン。

ファーガソンはドリーンがビーの手下として動いているとほのめかしますが、そうではない、自分の関心事は子供のことだけだ、というドリーン。

ファーガソンはドリーンの薬物所持の疑いは晴れたけど、検査だけはする、と語ります。自分が勧められるまま、お茶とクッキーを口にしたドリーンは、戻って口にしたものを吐き出そうとするのです。

「看守長に息子を取られるわ。薬物検査を受けるよう言われたの」とドリーン。

「あなたは大丈夫でしょ?」とリズ。

「出された食べ物にも薬物が入っていたかも。子供を狙ってるのかもしれない」ドリーンは恐怖のあまり泣き出すのでした。

医務室で検査を受けたドリーンでしたが、保健婦のローズに頼んで妹を呼びます。刑務所はジョシュアにとって危険で環境が悪いので、出所するまで育ててほしいと妹に頼むのです。


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独房に入れられたフランキーはヘロインを飲み込んでしまう。


独房に入れられたフランキーは、監視カメラの視覚で体腔に隠していたヘロインを飲み込み、ファーガソンとヴェラを呼びます。

「体腔検査を受ければいい?」とフランキー。

ヴェラに部屋を出るように言ったファーガソンは黒い手袋をしてフランキーを検査するのでした。

独房のフランキー_Fotor.png

フランキーの体からはヘロインは見つかりませんでした。フランキーの独房での映像を食い入るように見るファーガソン。

一方、フランキーは部屋に戻るとブーマーに油入ジュースを用意するよう頼みます。

「飲み込んだの?」と心配そうなブーマー。
「ああ、仕方なくね」とフランキー。

もしヘロインが体の中で溶け出したら、間違いなくフランキーは死んでしまうのです。

しかし、フランキーは必死で審理の練習を始めます。

フランキーのメグ殺害の告白を聞いたウィル。正直に自分の罪を審理で告白するフランキー。


その頃、ウィルは自宅の前に置かれた封筒を発見します。その中にはUSBメモリが入っていました。USBメモリをPCに刺すと「メグ・ジャクソン」と書いてあるフォルダが。

震える手でそれをクリックしたウィルの耳に入ってきたのは、まぎれもないフランキーのあの告白でした。

メグの殺害を知るウィル_Fotor.png

「メグ・ジャクソンを殺したんだ。怒る姿が母と似てた。死んでいくメグを母だと思おうとした」

ウィルはバイクで家を飛び出します。

ブーマーはフランキーを心配してビーに事情を話します。医務室に行くよう勧めるビーの言葉を無視してフランキーは審理に入りますが、その場にブリジットが現れるのでした。

フランキーは審理のための答弁をはじめますが、途中で詰まりながら、涙ながらに話始めるフランキー。

フランキーの告白_Fotor.png

「正直に話します。男性に油をかけた原因はわかってます。彼のせいではありません。私自身の問題です。怒りで我を忘れてしまったんです。自分を変えるために懸命に努力しました。でも不十分かも。ただ、あの頃の自分には戻りたくない。それが本音です」

審理官にフランキーについて尋ねられたブリジットはこう話始めます。

「私は多くの更生施設で20年以上も患者を見ていますが、彼女ほど可能性を秘めた患者は初めてです。彼女は今日、バカ正直なくらいすべてを語りました。自分と向き合った証拠です。感情を完全に制御できる人間はおらず、彼女も自分は発展途上だと理解しています。重要な気づきです。彼女こそ仮釈放を受けるべきです」

最後に審理官はファーガソンに意見を求めます。

「仮釈放に賛成です。異論はありません」憮然と答えるファーガソン。

フランキーはウィルに謝罪し、体内のヘロインは無事体外に出される。


その時、フランキーは体調が悪くなり、医務室へと退室します。医務室から自室に向かうフランキーをウィルは取り押さえ、叫びます。

「お前が妻を殺したんだろ?ごまかしても無駄だ。素直に認めろ」とフランキーの胸ぐらを掴むウィル。

「事故だったんだ。殴れよ。犯人に復讐したいのは当然だ。妻の死に苦しむあんたをずっと見てきた。殴られて当然だ。情けは無用だ」

そういうフランキーの顔の近くを殴り、掲示板を投げ飛ばすウィル。その様子をモニタで眺めていたファーガソンは鉛筆を投げます。

その映像の中ではフランキーがウィルに許しを乞うていました。

やっと自室に戻ってきたフランキーはヘロインを吐き出しますが、ビーはヘロインを水を流さず回収します。そして、ヘロインを見つけるようにファーガソンに命令されていたフレッチャーのところに行き、真犯人を教えることを交換条件にするのです。

真犯人として連れて来られたのは、もちろんキムでした。フレッチャーの活躍を馬鹿にするように褒めるファーガソンの顔を彼はじっと見つめるのでした。

ヘロインを隠し持つジェシカ。自分の過ちを認め、善人になり始めるフランキー。


ドリーンはジョシュアを妹に預けようとしていました。一時的に親権を預ける書類にサインするドリーン。刑務所ではよくあることで、できるだけ面会に来るから、という妹の言葉を遮りジョシュアとの別れを惜しみます。

しかし、いざというときになると、ドリーンはジョシュアを手放すことができないのでした。医務室でローズとジョシュアについて話をするドリーンの元にジェシカが現れます。

自分に相談もしないでジョシュアを手放そうとするなんて、と責めるジェシカ。

「あなたには関係ない」というドリーンに「私は後見人よ」とジェス。

ジェス_Fotor.png

ドリーンが出ていったあと、ジェシカはローズにドリーンがお金に困ってるから子供を売ろうとした、と吹き込みます。部屋に戻ってフランキーが吐き出したヘロインを不気味な表情で隠し持つジェシカ。

トイレにヘロインを吐き出したフランキーはリズの部屋に現れ、涙ながらに語ります。ヘロインを飲み込んで死んだスユンの恐怖、ウィルの気持ちや自分は多くの仲間を傷つけてきたことに自分が仮釈放を受ける資格がない、と泣き出すフランキー。リズはフランキーを胸に抱き、フランキーは善人に変わり、仮釈放の資格は十分にあると伝えます。

フランキーを抱くリズ_Fotor.png

仲間の元に戻ったフランキーは笑顔で彼らと過ごすのでした。


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さるぼぼ母の感想


前回のファーガソンとは対照的に、人間らしい感情を持つフランキー。怒りに支配されて暴力的になったり、周りを傷つけてきたフランキーがブリジットによって、変わっていくのがわかります。仮釈放のために真人間になろうとするフランキーをまたしても邪魔しようと、仮釈放を阻止しようとするファーガソン。

ファーガソンの策略によって、陥れられそうになったフランキーでしたが、その悪事に気が付き始めたヴェラとブリジット、ビーやマキシンらによって助けられ、仮釈放が許可されることになりそうです。

それは、フランキー自身が掴み取った、人生を取り戻すための素直な感情でした。悪意や怒りに満ちていたフランキーは消え去ります。すっかりいい人になってしまうのです。みんなだいすきフランキーの誕生ですね。

その一方で不気味なのは相変わらずジェシカです。なぜあれほど執拗に赤ん坊に執着しているのか、あのヘロインで何をしようとしているのか明かされません。

そして、ビー。髪を赤く染めて、刈り上げたその姿はまるで、戦士のようです。ビーの決意を象徴しているかのようです。
さて、そろそろファーガソンとの全面戦争に突入しそうな予感です。




「ウェントワース女子刑務所」をhuluで視聴しよう!


「ウェントワース女子刑務所」は現在シーズン5までhuluで配信中です。

もともと舞台の脚本であったことから、女子刑務所という特殊な閉ざされた空間の中で繰り広げられる、極限の人間の心理状態を描いた秀逸なドラマだと思います。

まず、見始めたらファーガソンの異常さに目が離せなくなること請け合いです。
シーズン6の日本配信は最短で2018年12月以降ということが言われています。


VOD(動画配信サービス)は現在さまざまなものが出ています。

インターネットがこんなに普及する以前は、動画をネットで見るなんてことは考えられませんでしたし、ビデオをレンタルで借りてくるだけでも結構お金も時間も手間もかかったのですよね。

現在は時間さえあれば、いくらでも楽しむことが可能です。本当に映画好きやドラマ好きにはいい時代になったと思います。

海外ドラマ好きの方におすすめなのは、この「ウェントワース女子刑務所」も配信されているhuluか、Netflixです。配信数や内容は限られますが、Amazon Prime Videoはプライム会員だったら見放題ですので、Amazonで買い物はするけど、それほどドラマや映画は見ない、という方には超おすすめです。なんと言っても月額料金はプライム会員費だけですから。

私はこの数年間huluに加入していますが、日本テレビ系列になってから日本のドラマが圧倒的に増えました。ただ、海外ドラマも最新のものや人気のものが揃ってるhuluはおすすめですね。

「ウェントワース女子刑務所」の他にも評判が非常に高い「ハンドメイズテイル」「マジシャン」など、huluプレミアで放映されているドラマはどれもかなり質が高いです。

ちなみにhuluの視聴料は月額980円ですね。昔のレンタルビデオでしたら3本借りたら終わりでしたので、なんとリーズナブルなことか。
もし、他のVODとも比較したい場合は、お試し期間が2週間ありますので、比較検討してみてはいかがでしょうか。
(huluはいつでも解約可能です)