huluで配信中の「ウェントワース女子刑務所」シーズン3の第11話「生者と死者」のあらすじと感想をご紹介します。
※ネタバレになりますので、まだ見てない方はご注意ください。
フレッチャーとビーはファーガソンの部屋をジアナの写真でいっぱいにする。
「私は男に襲われ、ジョディは虐待され、シモーヌは看守長にヤクを打たれて死んだわ。彼女は怪物よ。でも怪物にも弱点はあるわ。過去よ。ブラックムーア刑務所で恋仲だった囚人がいるから調べてほしいの。ジアナという人物の特定をお願いするわ」
ビーはフレッチャーにジアナについて調べるよう持ちかけます。
ファーガソンが看守長室に入ると、ジアナの顔写真が部屋中に貼られています。半狂乱になりそれを剥がし、犯人を突き止めようとするファーガソン。
病院からルーシーとジョディが戻ってきます。ルーシーを身体検査しようとした看守のリンダを外に出してヴェラはルーシーに話しかけます。
「暴動のときに注射針で私を脅したのはあなたね?」
ファーガソンはフレッチャーを呼び出して、ジアナの写真の件を責め立てますが、フレッチャーは知らぬふりをします。今度はビーの部屋に抜き打ち検査をするファーガソン。部屋に貼られたファーガソンのスケッチを見て、ビーを脅します。
ビーはマキシンとともにルーシーの部屋に行って、再度彼女を脅します。
ジェシカはドリーンの飲み物に密かにヘロインを入れます。気分が悪くなって吐くドリーン。
ファーガソンはヴェラを犯人だと疑うが、ついにファーガソンと対立するヴェラ。
ファーガソンはリンダに夜中に看守長室に出入りしたものを調べるように言います。
「一人います」
ヴェラはファーガソンに呼ばれて看守長室に行きます。夜中に看守長室に入った理由を尋ねられたヴェラはなんの事かわからずにいますが、ファーガソンはまくしたてます。
「予測すべきだったわ。あなたは暴動のときのことで私を恨んでいたから。何を企んでいるの?脅迫するつもり?私の代わりに看守長の座に付くつもりなのね」
ヴェラが答えられずにいると、ファーガソンは怒鳴り散らし、逆にヴェラを脅します。
「しらばっくれないで。優位に立ったつもりなの?あなたが故意に病気を隠したことをバラすわよ。感染の危険を承知で患者のいる場所に現れた。私を敵に回す気なら、あなたを破滅させる」
ファーガソンはジアナの写真を突きつけながら、自分がヴェラの後ろ盾にならなければ、今の地位はなかった、とも言います。
「あなたは私を利用したのよ。ジョディに何をしたのかも知ってる。ビーの証言も真実だとわかってる。あなたは看守長失格よ」とヴェラ。
それを聞いたファーガソンはヴェラの頬を叩きます。
仮釈放の許可が出たフランキーだが、ファーガソンを恐れて仮釈放に応じようとしない。
ヴェラはフランキーの元に仮釈放委員会の通知を持って現れます。
「おめでとう」とヴェラ。
フランキーの仮釈放は受理されたのでした。フランキーにお祝いを伝えるブーマー。
しかし、フランキーの心は素直に喜びを表現できません。
ソフィが部屋で泣いているところにリズが現れます。被害者の家族に会おうとしたけど、無理だった、と泣きじゃくるソフィを慰めるリズ。
フランキーはビーのところに行き、看守長への復讐に自分も加えてほしいと頼みます。仮釈放は却下された、と嘘をつくフランキー。ビーは出所後のことも考えて、断ります。
ファーガソンは職員を集めて、ヴェラが自分の評判を著しく落とす行為をしたこと、C型肝炎に感染していたこと、副看守長は務まらないので、その職を解くことを伝えます。その時、刑事が部屋に入ってきて、ウィルを連行していきます。
フレッチャーはビーの部屋に行き、ヴェラを嵌めたことを責めます。ヴェラとファーガソンを離すべき、というビーに「お前も看守長と同じだ」とフレッチャー。
マキシンはリンダを呼び出し、ビーからの礼金を渡します。
ブーマーからフランキーが仮釈放の許可が降りたことを聞いたビーは、フランキーに出所することを勧めます。しかし、フランキーはメグ・ジャクソンの殺害を告白した音声がファーガソンによって、流出したことをほのめかします。しかし、ビーはメグのことも知っていました。
「あいつがいる限り外には出られない」というフランキーに「あなたの助けは要らない」とビー。しかしフランキーは生きて出所できる気がしてなかったのでした。
記憶が蘇るフレッチャーはファーガソンが自分を襲ったことを確信する。
ブーマーは子供を作ることをためらったマキシンに当たります。
「フランキーでしょ。フランキーが出所するから寂しいのね?」とマキシン。
否定するブーマーに、フランキーは自分がいる、とやさしく接するのでした。
ジェシカがドリーンにヘロインを盛ったせいで、ジョシュアは母乳を飲もうとしません。
母乳を止めればよい、と助言するジェシカを拒絶するドリーン。
フレッチャーは傷の手当を受けるジョディを見て、ブラックムーア刑務所にいた女囚の言葉を思い出します。ジアナがブラックムーアでファーガソンと恋仲になったこと。ジアナの子供をソーシャルワーカーに奪われて怒っていたこと。ジアナの死は自殺ではなく、ファーガソンのせいで囚人たちに殺されたこと。
記憶が甦ったフレッチャーはウィルの元に行き、すべての記憶が戻ったこと、ファーガソンが仕組んだことを伝えます。
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ファーガソンに脅迫されるドリーンの赤ん坊を奪おうとするジェシカ。
ヘロインのせいで、気分が優れないドリーンはジェシカに子供を預けます。嬉しそうにジョシュアを抱くジェシカ。
洗面台で吐き気を抑えられずにいるドリーンがふと鏡を見ると、後ろにファーガソンが立っています。ファーガソンは言います。
「あなたを信用していたのに。ビーに話をしているのを聞いたわ。私を嘲笑して“異常者”と呼んだわね」
それを聞いたドリーンは息子の危険を感じますが、気を失ってその場に倒れるのでした。
ジェシカはローズにドリーンが息子を怒鳴ってるのを聞いた、二人にすると危ない、と嘘を付きます。情緒不安定だと判断されたドリーンからジョシュアはしばし離されることになります。
笑みを浮かべてジョシュアを抱くジェシカの元に様子を見に現れたのはリズでした。しかしジェシカは敵意をむき出しにします。リズはベッドの下に酒を仕込んだのがジェシカだと気が付きます。
「酒飲みの密告者さん。ジョシュアになにかされる前に正体がわかってよかったわ」
不気味なジェシカの行動でした。
ファーガソンの犯行を確信したウィルに、ビーは男の素性を調べるように頼む。
刑務所を出たファーガソンの車の後をフレッチャーは追います。その間にウィルはビーの元に行き、フレッチャーの記憶が蘇り、ファーガソンが自分をハリー殺害の殺人犯に仕立て上げたことを告げます。しかし、池に捨てた凶器が見つかったらまずい、とウィル。
ビーは、隠していた自分を襲った男の皮膚のついたティッシュをウィルに渡して、ハリー殺害犯のDNAと一致するから調べるように言います。
ビーとマキシンにボコボコにされて、未だに車椅子に乗っているルーシーはトイレにも満足に行けないとぼやきます。ヴェラはルーシーのトイレの介助を申し出ますが、車椅子の行った先はトイレではありませんでした。
階段から車椅子を落とす真似をしてルーシーに自分が注射針を自分に打った犯人だと白状しろと脅すヴェラ。ヴェラを自分たちと同じだと罵ったルーシーをヴェラは誤って階段から本当に突き落としてしまいます。
ルーシーは大怪我をして医務室に運ばれます。何事かとやってきたビーに出ていくようにヴェラは怒鳴りますが、ルーシーはやっとのことでこう言います。
「ファーガソンが。看守長が私を押したんだ」
ファーガソンは記憶を取り戻したフレッチャーの殺害命令を下す。
家に帰ったファーガソンは幻想の父と会話をしていました。
「看守も囚人も皆敵に回ったわ。彼らが傷つくのを望んだから傷つけたのよ。あなたに教わったのよ。私が失敗したというの?私があなたに望んだのは、一度でいいから褒めてほしかっただけ。でも褒めなかった一度も。私を不当に扱った。私の願いは認めてもらうこと。子供の頃からずっとそうだった」
いつの間にかそこに現れ、ファーガソンの妄想をじっと見ていたフレッチャー。
「化物だ。あんたは本物の異常者だ。俺は全部知ってる。あんたが何をしたか」
そう言ってフレッチャーは立ち去ります。
警察は池の捜査でウィルが捨てた凶器の斧を見つけます。
ファーガソンの車が静かに一台の車の横に止まります。その車にはあの男が乗っていました。
「フレッチャーを消してちょうだい。今度は失敗は許さないわ」
家でくつろぐフレッチャーに危険が迫っていました。
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さるぼぼ母の感想
ついにフレッチャーが記憶を取り戻し、自分とウィルを陥れたのがファーガソンであることを確信します。ビーの言っていたことが真実であり、看守や囚人を陥れたのがファーガソンであることをヴェラも確信します。
ファーガソンはついにフレッチャー、ウィル、ヴェラといった看守たちを敵に回し、さらにビーやフランキー、ドリーンやルーシーまでも敵に回すことになりました。
ファーガソンを追い詰める包囲網ができあがりはじめます。ファーガソンの異常な一面がさらに明らかになりつつあります。
追い詰められたファーガソンは、再度フレッチャーの殺害を男に命じるのでした。
追い詰められたファーガソンは、再度フレッチャーの殺害を男に命じるのでした。
それにしてもファーガソン演じるパメラ・レーベさんの狂気迫る演技のものすごい迫力ったらないですね。この人を超える演技の女優さんはあんまり思いつかないくらい。
そういえば、もうひとり不気味なジェシカというキャラを演じるジョージア・チャラ(Georgia Chara)さんもなかなか面白いです。
何考えてるのかまったくわからないところが不気味。その背景も明かされません。
ジェシカファンのTweetをペタリ。
It's #WarnerWednesday ... I love how Georgia's character grew, from a scared timid girl to a psycho 😆 pic.twitter.com/femJGMhRxJ
— Hols. 💋 (@holly_dawson7) 2015年7月15日
ジョージア・チャラさんは1988年生まれで、今年30歳のオーストラリアの女優さんです。TV、舞台俳優。20代で俳優としてのキャリアを積み、TVシリーズ「Bed of Roses」、「Killing Time」、「Mr & Mrs Murder」等に出演しているようです。
今後もジェシカの不気味な演技に注目です。
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「ウェントワース女子刑務所」をhuluで視聴しよう!
「ウェントワース女子刑務所」は現在シーズン5までhuluで配信中です。
もともと舞台の脚本であったことから、女子刑務所という特殊な閉ざされた空間の中で繰り広げられる、極限の人間の心理状態を描いた秀逸なドラマだと思います。
まず、見始めたらファーガソンの異常さに目が離せなくなること請け合いです。
シーズン6の日本配信は最短で2018年12月以降ということが言われています。
VOD(動画配信サービス)は現在さまざまなものが出ています。
インターネットがこんなに普及する以前は、動画をネットで見るなんてことは考えられませんでしたし、ビデオをレンタルで借りてくるだけでも結構お金も時間も手間もかかったのですよね。
現在は時間さえあれば、いくらでも楽しむことが可能です。本当に映画好きやドラマ好きにはいい時代になったと思います。
海外ドラマ好きの方におすすめなのは、この「ウェントワース女子刑務所」も配信されているhuluか、Netflixです。配信数や内容は限られますが、Amazon Prime Videoはプライム会員だったら見放題ですので、Amazonで買い物はするけど、それほどドラマや映画は見ない、という方には超おすすめです。なんと言っても月額料金はプライム会員費だけですから。
私はこの数年間huluに加入していますが、日本テレビ系列になってから日本のドラマが圧倒的に増えました。ただ、海外ドラマも最新のものや人気のものが揃ってるhuluはおすすめですね。
「ウェントワース女子刑務所」の他にも評判が非常に高い「ハンドメイズテイル」や「マジシャン」など、huluプレミアで放映されているドラマはどれもかなり質が高いです。
ちなみにhuluの視聴料は月額980円ですね。昔のレンタルビデオでしたら3本借りたら終わりでしたので、なんとリーズナブルなことか。
もし、他のVODとも比較したい場合は、お試し期間が2週間ありますので、
比較検討してみてはいかがでしょうか。
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