タイトル『京都大学人気講義サイエンスの発想法』
著者 上杉志成(うえすぎもとなり)
平成26年初版。祥伝社発行。
とりあえず目次を紹介します。
目次
プロローグ
第1講 「嫌いなもの」でアイデアをつかもう!
甘いものが好きな饅頭屋と嫌いな饅頭屋、どっちが成功する?
「メルモのキャンディー」を考える研究
原点は1枚の写真と絵葉書だった
なぜ私は化学と生物学の境界領域で研究を始めたのか
選抜試験のための3つのヒント
第2講 サイエンス力をつけよう!
選抜試験通貨おめでとう!
■宿題講評1 「科学に興味を持つようになった経験や言葉」
成功のカギを握る2つのキーワード
チームの中で個性を発揮できる人
サイエンス力とは説得力のこと
第3講 遺伝子の構造を書く
タクシーに乗ってきた幽霊の真相
私たちがエッチなのは遺伝子のせい
生命の設計図はアルファベット4文字で書かれている
「がんそ」記号ではありません
まずは「CHON」の4つを覚えよう
遺伝子の化学構造を書いてみよう
化合物にもあるLOVEとLIKE
シャルガフ博士の謎の答え
二重らせん構造の発見ー複数の問題を解決するアイデア
■特別講義 大学での構造式の書き方
第4講 遺伝子を作る
「変だな」「どうなっているんだ」
アイデア発想の定石、SCAMPER法とは
■宿題講評2 アイデアの多くはSCAMPER法で説明できる
なぜ私たちは生き物を食べるのか遺伝子はどこからきたのか
から揚げを作るようにDNAを作る
ビーズを使って大きさの違いを利用する
アイデアを思いつく3つの状況
20世紀最大のアイデア、PCR
優れた技術の応用事例
「オペラ座の怪人」に見る繰り返しと連鎖のアイデア
第5講 タンパク質を作る
個人的な体験がユニークなアイデアを生む
■宿題講評3 「最強のDNA」
アミノ酸は美味しい
食べ物の味は、いろいろなアミノ酸が決定している
生命の設計図が解けた瞬間
遺伝子の「折りたたみ」現象の発見
タンパク質を作る画期的なアイデア
タンパク質自動合成装置の発表
第6:講 いろいろな物質を作るアイデア
自分を違う角度から見る
■宿題講評4 物事を違う角度から見る
自分のアイデアが正しいことを証明する
ワンビーズワンコンパウンド法
目的を逆にしたら新しい学問が生まれた!
もうひとつの方法、ファージディスプレイ法
AKB48の仕組みと同じアイデア
第7講 甘いものと脂肪とアイデア
なぜ関西には面白い名前のレストランが多いのか
■宿題講評5 裏の裏を考える
もともと良いことが悪い事の原因になる
あんドーナツが美味しいわけ
「肥満を抑える化合物」が見つかるまで
まつ毛が伸びる化合物は医薬品か化粧品か
アイデアの出所
偶然や間違いから生まれたアイデア
第8講 癌とウイルスを抑えるアイデア
クロメセプチンに刷り込まれた叔父の思い出
■宿題講評6 癌に集積する化合物
癌とウイルスの共通点とは?
オレオ・クッキーに見る「ファスト・フォロワー戦略」
世界で最初に開発されたインフルエンザ治療薬
経口のおかげで格段に使いやすくなったタミフル
『展覧会の絵』は作曲者の存命中は演奏されなかった
理科=自然科学=人間の研究
<エピローグ>
では続きは次回に!